2017年05月13日
2017年GW春キャンプ3Days(前編)なかよしキャンプグラウンド
GW春キャンプ3Days
茨城県の那珂川中流域にある「なかよしキャンプグラウンド」でグループキャンプしてきました。
久々のキャンプブログです。しかも6家族のグルキャンの3Days。もともと我が家はソロは少いんですけど、さすがに今回は多いですね。
久々のグルキャンです。実に8ヶ月ぶり。なんと昨年8月末のハードボイルドな?キャンプ以来です。
ウィスキーアンドビアキャンプ
毎年秋まではキャンプに行っていたのでこれほど空くことはなかったのですが、昨年はパーソナルな事情や仕事が重なりキャンプを断念していました。替わりと言ってはなんですが、フィッシングを充実。大抵1Dayで済みますからね。危うく釣りブログへ移転するところでした。
そんなこともあり、今年のゴールデンウィークはちょっと気合を入れてやろうと早めにキャンプ仲間に連絡を(奥さんから)入れて(もらい)準備することに。結果6家族グルキャンという大人数キャンプになりました。ほぼ我が家との常連勢揃いキャンプ。
キャンプ場は「なかよしキャンプグラウンド」さんを予約。奥さんが久々にカヤックをやりたいとのことで、関東近辺でカヤックができるキャンプ場として探した結果がここでした。那珂川って初めてのフィールドで楽しみです。当然カヤックもやりました。
釣りもできそうなので、一応トラウト用のタックル一式を準備。それと季節的に微妙ですが、稚鮎の遡上が始まっていれば川鱸にもトライできるかもしれないという淡い期待を込めて、柔らかめのシーバスタックルも準備・・・って、また釣りブログになろうとしてる。キャンプギアも当然ガッツリ準備します。しかも今回は初投入ギアを2つも用意!
一つ目はスノーピークの新幕です。ヘキサエヴォ。
実は昨年末に購入。半年ほど眠らせての投入です。やっとで日の目を。これまではスノーピークのヘキサLを毎年メンテして使ってきていました。
まだまだ見捨てなつもりでしたが、昨年の最後のキャンプの後に状態を細かくチェックしたところ、生地の縫製部分にかなりダメージが蓄積していることを確認。悩んだ末にとうとう退役していただくことにしました。風のない日のデイキャンプレベルであれば問題ないんですけど、やはり泊まりのキャンプでは天候の急変に対処しなければなりません。その場合のリスクを考えると、このダメージのある幕をファミリーキャンプで使い続ける事はできないと判断。ごめんね相棒。今後は風の無い日を選んで高々と掲げてみたいと思います。
さらにもう一つ!ハンモック!しかも自作の折りたたみ式スタンド!初めて行くキャンプ場ですが、サイトの写真を見ると樹木がありそうなので、スタンドを一つ自作してみました。実は木材自体は近所のイベントで格安で仕入れていたのですが、こちらも半年ほど眠らせたまま放置。しかし今回キャンプの日取りに合わせて作業開始。なんとか前々日に完成させました。こちらの作成については後日アップする予定。というのも、今回各安木材&急造したこともあり、色々と不満の残る仕上がりでした。元々自立用にもう一つ作ろうと思っていたので、再度反省点を盛り込んできれいに作り直して、そのログをアップしたいと思います。鋭意部品取り寄せ中。上手くいけば市販部品だけで折りたたみ式?のハンモックスタンドが作れるはず。しばしお待ちを!あ、ただ先に言っときますけどそれほどコスパはよくありません。どうしても接合部分の強度を保つためには分厚い金具が必要なんですけど、結構これがお高い・・・この製造部品コストと作成の手間も含めて考えると、バイヤーのスタンドって結構妥当な値段に感じます。ただ、やはり自作というところにこだわりたい方の為に製造方法を残したいと思っています。えっ私の動機は?あーなんか楽しいじゃないですか。作るのって。
その他もろもろ半年以上空いたのでギアをチェックして前日までに準備完了。
子供達と同じぐらいワクワクしながら就寝。
10時・・・車がいっこうに進みません。何もなければ2時間の道のり。6時半に出発した車はまだ渋滞の中です。常磐道のゴールデンウィークってこんなに混むんのかぁ。そういえばひたちなか海浜公園が人気なので、水戸まで渋滞がひどかったと昨年義父から聞いたような・・・時すでに遅しです。6時半からかれこれ5時間経過して、やっとで水戸インターを脱出。その後は軽快に一般道を走って12時過ぎに到着しました。
受付は混み合ってるとので後で良いとのことで、サイトだけ教えてもらって現況確認へ。うっ狭い・・・さすがゴールデンウィークなので仕方なし・・・と言いたいところですが、流石に狭すぎです。テントを家族分6張り+リビング用のタープ2張りを予約したというのが奥さんの主張。しかし、明らかにテント5張りぐらいが限界に見えます。しかも両脇は既にテントが建っており拡張はできない模様。他にまとめて空けてあるサイトもありません。どうやらそのあたりの管理はかなり甘い様です。家族経営のキャンプ場にありがちなアバウトさ。まあ、一概にそれがダメとは言いませんし、そういうアバウトさがアウトドアには必要なこともあるのですが、今回はちょっと困りました。どうしよう・・・
とりあえず先に到着した3家族の話し合いの結果、まずタープを諦めることに。幸い木陰のサイトなので、殆ど日は当たらないようです。あとはひたすらテントを詰めて張ってみることにしました。なんと、前段であれほどアピールしたスノーピークの新幕は出番なしです。きっと初代が寂しくってこんなことをしたんだなぁ。ただしハンモックは・・・いや、無理だな・・・半端ないむなしさを感じます。が、キャンプはギアとか幕とかを見せびらかす物では無いのだ・・・いやそういう面もある事にはあるけど・・・そんな事は些細なことさ!とな慰めながら、仲間の新しいテントを誉め称えます。コールマンの2ルームナチュラム別注カラーって本当に機能のまとまった良い幕ですね。別の家族なオリカラでしたが、並んで建ってても別のテントかと思えます。カラーの力もすごいですね。
さて、徐々に家族が集まる中、詰めて建てたテントもやはり5張りが限界。最後の家族分を無理やりはみ出して張ろうと試みていると、キャンプ場のおばさん登場。「あのぉ、人が通れなくなるので一家族分はあちらのサイトに移ってください」とのこと。あっちってどっちなんでしょうかと尋ねると、まるっきり反対側・・・最後の家族には申し訳無さいっぱいでしたが、ここで揉めてもしょうがない雰囲気。その雰囲気を察して、旦那さんが「移りますよ」と言ってもらえたので、素直に条件を飲むことにしました。
まあ、大人数のグルキャンはなるべく高規格キャンプ場かサイトの広さに余裕がある所を予約するのが鉄則なのですが、今回は川遊びがしたいということで、ちょっと下調べが足りずに予約してしまいました。反省。
ただ、やはりキャンプ場にも問題ありで、貼れなかったタープまで含めると都合3張りも足りないスペースってどうなの?と思います。1張りではなく3張りですからねぇ。別にこちらも一家族毎にタープを持ち込もうとしてたわけでなく、3家族に1タープという至極控えめなオーダーにも関わらず、この割当は明らかにオーバーブッキングです。また、仮に多少詰め込むにしても、サイトエリアの一番奥にしてその奥にお客さんを入れなければ通路側にはみ出して他のお客さんから苦情は出なかったはずです。しかも、奥は結構広めになってるんですね。たぶんなんですけど、初めはその計画だったのに、バタバタと朝から来たお客さんがいつの間にか一番奥にテント張っちゃたんですね。それに後で気づいた(またはきづいていなかった)けど、まあなんとかなるかと言うことで、それを放置してその結果私達が割りを食ったたいうことだと思います。いや、これだけキャンプ場をやっていて、スペースの感覚は私達よりあるはずなので、実は確信犯的に事がいきづまってから「どうしようもないからごめんね」と言って対処することにしてたのかもしれません。区画がきっちり決まったキャンプ場じゃない限り、普通これだけ大人数の予約で両端に別のお客さん入れませんからね。予約時には「サイトまとめてとっておきますから大丈夫です」って力強い約束をしてくれたおばさんが、作り笑いを浮かばながら移動をお願いして来る姿をみて、なんだか色々透けて見えた瞬間でした。予約したこちらは一人離れた家族に申し訳なくって全然笑えないからね。どういう神経なんだろうか・・・
ちなみにもう一つ残念な話が駐車場問題です。サイトに荷物をおろした後はキャンプ場の駐車場に駐車してくださいというのは聞いていたのですが、そこに駐車できるのは1グループ1台までなので、私達は6家族で1台ですと・・・・残りは7〜8分ほど坂道を歩いた道路脇へ・・・えっこちらは6家族ですよ。まあ、借りに2家族で1台ならしょうがないかなと思うでしょうが、6家族で1台ってどういう計算なんでしょうか。グルキャン嫌なんですかね。オーバーブッキングのしわ寄せをここでも受けるとは・・・
さて、キャンプ場の運営は最悪な姿勢を感じますが、サイト自体はそれほど悪い感じではありません。運営がダメだからって3日間のキャンプを台無しにするほど無駄な人生を送りたくもないので、一旦忘れることにします。友達家族途中まで設営したテントをキャンプ場の反対側に移設するのを手伝います。サイト自体は河の側の見晴らしの良いサイトで悪くはないです。一緒に手伝ってくれた別の家族のパパ(アメリカン)が「ホワイトノイズって日本語に何と言いますか?」と尋ねてきました。white noise?「河の音・・・」ああっ「せせらぎ」だぁ。でも辞書だとbabblingです。彼はカリフォルニアあたりの出身です。スラングかな?あぁいつか一緒にヨセミテ行こうね。2週間ぐらいさ。私も行ったのは10年以上前です。また行きたいなぁ・・・とか言いながら、移設完了。細かいところは旦那さんが一人でやると。
さて、私は今後のアクティビティの準備の為に施設を見て回ります。
トイレはきれいですね。3つ並んだ真ん中は豪華なウォシュレット。グッドポイント。
最近つけたんでしょうか。右が和式で左は普通の洋式です。いずれもおきれい。男女兼用ですが、掃除は行き届いています。それ以外にシャワー室が2つあります。お風呂は近くの温泉に行く予定ですが川遊びのあとにシャワー浴びれる。障害者用のトイレとシャワー室を完備。バリアフリー化って条例があるのかもしれません。ただ、どう考えてもこのサニタリー棟に行く道は急な細い上り坂なので、まったくバリアフリーになっていません。こういう中途半端なバリアフリーを見ると補助金とかの関係なのかなぁと思ってしまいます。おっとキャンプブログから社会派ブログになってる。イカンイカン。
炊事場もお湯はでませんが、そもそも冬季はやってないそうなので水だけで十分でしょう。こまめに掃除もされていて、清潔感もあります。サニタリー系は行き届いているみたいですね。本当に施設としては悪く無いんですよ。
報告が前後しますが、実はこの間子供達はサイトに居ません。キャンプ場で斡旋している陶芸体験に出かけています。本来設営がおわったらみんなで行く予定でしたが、設営&昼食がギリギリだったので、お母さんと子供達だけで行ってもらっています。なのでそちらの報告は詳細がわかりません。
ざっと写真だけ。
総じて楽しかったそうです。で、焼き上がりは?・・・11月だと。結構気の長い話です。GWだけでなく、夏休み分もまとめて焼くんですかね。何作ったか忘れてて、届いたものが違っても気づかなかったりして・・・そんなシャッフルも楽しそうです。
陶芸から帰ったら今夜の夕食はBBQの予定です。と、その前にまずはさっくり近くの温泉施設へ。
大人410円、子供250円ナリ。最近のこの手の温泉施設にしては安いですね。と思ったら16時以降に割引があるみたい。へー、むしろ高くなりそうだけどそんなこともあるんですね。明日も16時以降に来よう。
サウナの横にある水風呂ではしゃぐ子供達をなんとか普通の風呂に入れ、テントサイトに戻ります。温泉施設までは1キロ程度なので車で行くと7分ほどですが、同じくらい駐車場からテントサイトに戻るのが辛い。うーん場内のシャワーの方が良いかなぁ・・・でも温泉って良いですよね。微妙です。
さあ、BBQだ!バタバタと13人の子供達が暮らすサイトはあっと言う間に雑然としていきますが、もう誰も気には止めません。
田舎の子供会キャンプ思い出すなぁ・・・
今日のために奥様方が素敵な肉を特別に仕入れています。鶏、豚、羊、牛のコンプリートセット。明日の汗は肉汁だぜ!焚き火台に火をおこすのは男子の役目や!火おこしに炭を入れてさっくり炭に火を付けます。15分ほどで真っ赤な炭火が完成。久々に使ったぜ。火おこし。便利なやつ。
おっと、やりすぎて肉が萌える・・・いや、燃える。
炭が少しが落ち着くまで、ちょっとだけ河の様子を見に行きます。狙いは川鱸。真っ暗になる前にポイントとキャストしてからルアーをドリフトさせるイメージを固めます。そして一投目・・・ってやりたいところですが、今回はファミキャン。そしてグルキャン。フィッシャーマンとしての欲望を腹に収め、サイトに戻ると宴が始まってます。
今日は頑張ったぜーとばかりに、パパ軍団は空きっ腹にビールやカクテルを流し込みます。ナイスでウィスキーなインターナショナルファミリーからカクテルの無料サービスをいただきました。ベースはいつものカンザス!
名前のワイルドなイメージとは裏腹に、バニラのような女性的な風味を蓄えた透明のウイスキーです。普通のウィスキーの様にストレートでもイケますが、カクテルのベースにするほうが美味しくいただけます。ご興味のある方は是非こちらから・・・
ええ、私はカンザスの回し者ですよ。好きな酒の種類はラム!あーそうそう、ラムも良いのがあるんですよ。こちらのラム!
Richland Rum
日本での入手方法は・・・もう少々お待ちくださいとのこと。
フレッシュなラムでしか作らない極上の風味を醸したラムです。沖縄のラムにも似たような製法のものがありますが、作り手の熟練度でしょうか?私は圧倒的にこちらのラムを押します。
日本でもそうなのですが、最近北米でも若手の造醸家によるエッジのきいたが酒がボコボコ生まれているらしく、とてもホットな市場のようです。なんてね、受け売りですよ。わたし殆ど飲めないんで。旨い酒がほんのちょっとあれば良い派ですから。
美味しいお酒に肉肉しい肉。食が進みます。ヤバイなこれ。
たらふく食べると次々と寝落ちする子供達。まだ7時だ。早いな。グルキャンすると子供達は初っ端から全力で遊ぶので疲れるんでしょうね。一番上のグループは小3ですが、次々と脱落。いやーこりゃ楽だ。
子供達を寝かせて大人達のマッタリタイムです。
どうでも良い話で盛り上がり11時前には就寝。
素直に寝ます。長い1日目でした・・・
トラブル多めでしたが、なんとか楽しいキャンプになってきて、よかった、よかった。やっぱ気持の切り替えは大事!
(2日目・3日目は後編に続く!)
茨城県の那珂川中流域にある「なかよしキャンプグラウンド」でグループキャンプしてきました。
久々のキャンプブログです。しかも6家族のグルキャンの3Days。もともと我が家はソロは少いんですけど、さすがに今回は多いですね。
■目次
- ▶準備 新アイテムを入念にチェック
- ▶一日目 渋滞からの脱出と到着してからの挫折
- 二日目 伸び伸びフィッシング&カヤック
- 三日目 撤収から次回への野望
前編
後編
■準備 新アイテムを入念にチェック
久々のグルキャンです。実に8ヶ月ぶり。なんと昨年8月末のハードボイルドな?キャンプ以来です。
ウィスキーアンドビアキャンプ
毎年秋まではキャンプに行っていたのでこれほど空くことはなかったのですが、昨年はパーソナルな事情や仕事が重なりキャンプを断念していました。替わりと言ってはなんですが、フィッシングを充実。大抵1Dayで済みますからね。危うく釣りブログへ移転するところでした。
そんなこともあり、今年のゴールデンウィークはちょっと気合を入れてやろうと早めにキャンプ仲間に連絡を(奥さんから)入れて(もらい)準備することに。結果6家族グルキャンという大人数キャンプになりました。ほぼ我が家との常連勢揃いキャンプ。
キャンプ場は「なかよしキャンプグラウンド」さんを予約。奥さんが久々にカヤックをやりたいとのことで、関東近辺でカヤックができるキャンプ場として探した結果がここでした。那珂川って初めてのフィールドで楽しみです。当然カヤックもやりました。
釣りもできそうなので、一応トラウト用のタックル一式を準備。それと季節的に微妙ですが、稚鮎の遡上が始まっていれば川鱸にもトライできるかもしれないという淡い期待を込めて、柔らかめのシーバスタックルも準備・・・って、また釣りブログになろうとしてる。キャンプギアも当然ガッツリ準備します。しかも今回は初投入ギアを2つも用意!
一つ目はスノーピークの新幕です。ヘキサエヴォ。
実は昨年末に購入。半年ほど眠らせての投入です。やっとで日の目を。これまではスノーピークのヘキサLを毎年メンテして使ってきていました。
まだまだ見捨てなつもりでしたが、昨年の最後のキャンプの後に状態を細かくチェックしたところ、生地の縫製部分にかなりダメージが蓄積していることを確認。悩んだ末にとうとう退役していただくことにしました。風のない日のデイキャンプレベルであれば問題ないんですけど、やはり泊まりのキャンプでは天候の急変に対処しなければなりません。その場合のリスクを考えると、このダメージのある幕をファミリーキャンプで使い続ける事はできないと判断。ごめんね相棒。今後は風の無い日を選んで高々と掲げてみたいと思います。
さらにもう一つ!ハンモック!しかも自作の折りたたみ式スタンド!初めて行くキャンプ場ですが、サイトの写真を見ると樹木がありそうなので、スタンドを一つ自作してみました。実は木材自体は近所のイベントで格安で仕入れていたのですが、こちらも半年ほど眠らせたまま放置。しかし今回キャンプの日取りに合わせて作業開始。なんとか前々日に完成させました。こちらの作成については後日アップする予定。というのも、今回各安木材&急造したこともあり、色々と不満の残る仕上がりでした。元々自立用にもう一つ作ろうと思っていたので、再度反省点を盛り込んできれいに作り直して、そのログをアップしたいと思います。鋭意部品取り寄せ中。上手くいけば市販部品だけで折りたたみ式?のハンモックスタンドが作れるはず。しばしお待ちを!あ、ただ先に言っときますけどそれほどコスパはよくありません。どうしても接合部分の強度を保つためには分厚い金具が必要なんですけど、結構これがお高い・・・この製造部品コストと作成の手間も含めて考えると、バイヤーのスタンドって結構妥当な値段に感じます。ただ、やはり自作というところにこだわりたい方の為に製造方法を残したいと思っています。えっ私の動機は?あーなんか楽しいじゃないですか。作るのって。
その他もろもろ半年以上空いたのでギアをチェックして前日までに準備完了。
子供達と同じぐらいワクワクしながら就寝。
一日目 渋滞からの脱出と到着してからの挫折
10時・・・車がいっこうに進みません。何もなければ2時間の道のり。6時半に出発した車はまだ渋滞の中です。常磐道のゴールデンウィークってこんなに混むんのかぁ。そういえばひたちなか海浜公園が人気なので、水戸まで渋滞がひどかったと昨年義父から聞いたような・・・時すでに遅しです。6時半からかれこれ5時間経過して、やっとで水戸インターを脱出。その後は軽快に一般道を走って12時過ぎに到着しました。
受付は混み合ってるとので後で良いとのことで、サイトだけ教えてもらって現況確認へ。うっ狭い・・・さすがゴールデンウィークなので仕方なし・・・と言いたいところですが、流石に狭すぎです。テントを家族分6張り+リビング用のタープ2張りを予約したというのが奥さんの主張。しかし、明らかにテント5張りぐらいが限界に見えます。しかも両脇は既にテントが建っており拡張はできない模様。他にまとめて空けてあるサイトもありません。どうやらそのあたりの管理はかなり甘い様です。家族経営のキャンプ場にありがちなアバウトさ。まあ、一概にそれがダメとは言いませんし、そういうアバウトさがアウトドアには必要なこともあるのですが、今回はちょっと困りました。どうしよう・・・
とりあえず先に到着した3家族の話し合いの結果、まずタープを諦めることに。幸い木陰のサイトなので、殆ど日は当たらないようです。あとはひたすらテントを詰めて張ってみることにしました。なんと、前段であれほどアピールしたスノーピークの新幕は出番なしです。きっと初代が寂しくってこんなことをしたんだなぁ。ただしハンモックは・・・いや、無理だな・・・半端ないむなしさを感じます。が、キャンプはギアとか幕とかを見せびらかす物では無いのだ・・・いやそういう面もある事にはあるけど・・・そんな事は些細なことさ!とな慰めながら、仲間の新しいテントを誉め称えます。コールマンの2ルームナチュラム別注カラーって本当に機能のまとまった良い幕ですね。別の家族なオリカラでしたが、並んで建ってても別のテントかと思えます。カラーの力もすごいですね。
さて、徐々に家族が集まる中、詰めて建てたテントもやはり5張りが限界。最後の家族分を無理やりはみ出して張ろうと試みていると、キャンプ場のおばさん登場。「あのぉ、人が通れなくなるので一家族分はあちらのサイトに移ってください」とのこと。あっちってどっちなんでしょうかと尋ねると、まるっきり反対側・・・最後の家族には申し訳無さいっぱいでしたが、ここで揉めてもしょうがない雰囲気。その雰囲気を察して、旦那さんが「移りますよ」と言ってもらえたので、素直に条件を飲むことにしました。
まあ、大人数のグルキャンはなるべく高規格キャンプ場かサイトの広さに余裕がある所を予約するのが鉄則なのですが、今回は川遊びがしたいということで、ちょっと下調べが足りずに予約してしまいました。反省。
ただ、やはりキャンプ場にも問題ありで、貼れなかったタープまで含めると都合3張りも足りないスペースってどうなの?と思います。1張りではなく3張りですからねぇ。別にこちらも一家族毎にタープを持ち込もうとしてたわけでなく、3家族に1タープという至極控えめなオーダーにも関わらず、この割当は明らかにオーバーブッキングです。また、仮に多少詰め込むにしても、サイトエリアの一番奥にしてその奥にお客さんを入れなければ通路側にはみ出して他のお客さんから苦情は出なかったはずです。しかも、奥は結構広めになってるんですね。たぶんなんですけど、初めはその計画だったのに、バタバタと朝から来たお客さんがいつの間にか一番奥にテント張っちゃたんですね。それに後で気づいた(またはきづいていなかった)けど、まあなんとかなるかと言うことで、それを放置してその結果私達が割りを食ったたいうことだと思います。いや、これだけキャンプ場をやっていて、スペースの感覚は私達よりあるはずなので、実は確信犯的に事がいきづまってから「どうしようもないからごめんね」と言って対処することにしてたのかもしれません。区画がきっちり決まったキャンプ場じゃない限り、普通これだけ大人数の予約で両端に別のお客さん入れませんからね。予約時には「サイトまとめてとっておきますから大丈夫です」って力強い約束をしてくれたおばさんが、作り笑いを浮かばながら移動をお願いして来る姿をみて、なんだか色々透けて見えた瞬間でした。予約したこちらは一人離れた家族に申し訳なくって全然笑えないからね。どういう神経なんだろうか・・・
ちなみにもう一つ残念な話が駐車場問題です。サイトに荷物をおろした後はキャンプ場の駐車場に駐車してくださいというのは聞いていたのですが、そこに駐車できるのは1グループ1台までなので、私達は6家族で1台ですと・・・・残りは7〜8分ほど坂道を歩いた道路脇へ・・・えっこちらは6家族ですよ。まあ、借りに2家族で1台ならしょうがないかなと思うでしょうが、6家族で1台ってどういう計算なんでしょうか。グルキャン嫌なんですかね。オーバーブッキングのしわ寄せをここでも受けるとは・・・
さて、キャンプ場の運営は最悪な姿勢を感じますが、サイト自体はそれほど悪い感じではありません。運営がダメだからって3日間のキャンプを台無しにするほど無駄な人生を送りたくもないので、一旦忘れることにします。友達家族途中まで設営したテントをキャンプ場の反対側に移設するのを手伝います。サイト自体は河の側の見晴らしの良いサイトで悪くはないです。一緒に手伝ってくれた別の家族のパパ(アメリカン)が「ホワイトノイズって日本語に何と言いますか?」と尋ねてきました。white noise?「河の音・・・」ああっ「せせらぎ」だぁ。でも辞書だとbabblingです。彼はカリフォルニアあたりの出身です。スラングかな?あぁいつか一緒にヨセミテ行こうね。2週間ぐらいさ。私も行ったのは10年以上前です。また行きたいなぁ・・・とか言いながら、移設完了。細かいところは旦那さんが一人でやると。
さて、私は今後のアクティビティの準備の為に施設を見て回ります。
トイレはきれいですね。3つ並んだ真ん中は豪華なウォシュレット。グッドポイント。
最近つけたんでしょうか。右が和式で左は普通の洋式です。いずれもおきれい。男女兼用ですが、掃除は行き届いています。それ以外にシャワー室が2つあります。お風呂は近くの温泉に行く予定ですが川遊びのあとにシャワー浴びれる。障害者用のトイレとシャワー室を完備。バリアフリー化って条例があるのかもしれません。ただ、どう考えてもこのサニタリー棟に行く道は急な細い上り坂なので、まったくバリアフリーになっていません。こういう中途半端なバリアフリーを見ると補助金とかの関係なのかなぁと思ってしまいます。おっとキャンプブログから社会派ブログになってる。イカンイカン。
炊事場もお湯はでませんが、そもそも冬季はやってないそうなので水だけで十分でしょう。こまめに掃除もされていて、清潔感もあります。サニタリー系は行き届いているみたいですね。本当に施設としては悪く無いんですよ。
報告が前後しますが、実はこの間子供達はサイトに居ません。キャンプ場で斡旋している陶芸体験に出かけています。本来設営がおわったらみんなで行く予定でしたが、設営&昼食がギリギリだったので、お母さんと子供達だけで行ってもらっています。なのでそちらの報告は詳細がわかりません。
ざっと写真だけ。
総じて楽しかったそうです。で、焼き上がりは?・・・11月だと。結構気の長い話です。GWだけでなく、夏休み分もまとめて焼くんですかね。何作ったか忘れてて、届いたものが違っても気づかなかったりして・・・そんなシャッフルも楽しそうです。
陶芸から帰ったら今夜の夕食はBBQの予定です。と、その前にまずはさっくり近くの温泉施設へ。
大人410円、子供250円ナリ。最近のこの手の温泉施設にしては安いですね。と思ったら16時以降に割引があるみたい。へー、むしろ高くなりそうだけどそんなこともあるんですね。明日も16時以降に来よう。
サウナの横にある水風呂ではしゃぐ子供達をなんとか普通の風呂に入れ、テントサイトに戻ります。温泉施設までは1キロ程度なので車で行くと7分ほどですが、同じくらい駐車場からテントサイトに戻るのが辛い。うーん場内のシャワーの方が良いかなぁ・・・でも温泉って良いですよね。微妙です。
さあ、BBQだ!バタバタと13人の子供達が暮らすサイトはあっと言う間に雑然としていきますが、もう誰も気には止めません。
田舎の子供会キャンプ思い出すなぁ・・・
今日のために奥様方が素敵な肉を特別に仕入れています。鶏、豚、羊、牛のコンプリートセット。明日の汗は肉汁だぜ!焚き火台に火をおこすのは男子の役目や!火おこしに炭を入れてさっくり炭に火を付けます。15分ほどで真っ赤な炭火が完成。久々に使ったぜ。火おこし。便利なやつ。
おっと、やりすぎて肉が萌える・・・いや、燃える。
炭が少しが落ち着くまで、ちょっとだけ河の様子を見に行きます。狙いは川鱸。真っ暗になる前にポイントとキャストしてからルアーをドリフトさせるイメージを固めます。そして一投目・・・ってやりたいところですが、今回はファミキャン。そしてグルキャン。フィッシャーマンとしての欲望を腹に収め、サイトに戻ると宴が始まってます。
今日は頑張ったぜーとばかりに、パパ軍団は空きっ腹にビールやカクテルを流し込みます。ナイスでウィスキーなインターナショナルファミリーからカクテルの無料サービスをいただきました。ベースはいつものカンザス!
名前のワイルドなイメージとは裏腹に、バニラのような女性的な風味を蓄えた透明のウイスキーです。普通のウィスキーの様にストレートでもイケますが、カクテルのベースにするほうが美味しくいただけます。ご興味のある方は是非こちらから・・・
ええ、私はカンザスの回し者ですよ。好きな酒の種類はラム!あーそうそう、ラムも良いのがあるんですよ。こちらのラム!
Richland Rum
日本での入手方法は・・・もう少々お待ちくださいとのこと。
フレッシュなラムでしか作らない極上の風味を醸したラムです。沖縄のラムにも似たような製法のものがありますが、作り手の熟練度でしょうか?私は圧倒的にこちらのラムを押します。
日本でもそうなのですが、最近北米でも若手の造醸家によるエッジのきいたが酒がボコボコ生まれているらしく、とてもホットな市場のようです。なんてね、受け売りですよ。わたし殆ど飲めないんで。旨い酒がほんのちょっとあれば良い派ですから。
美味しいお酒に肉肉しい肉。食が進みます。ヤバイなこれ。
たらふく食べると次々と寝落ちする子供達。まだ7時だ。早いな。グルキャンすると子供達は初っ端から全力で遊ぶので疲れるんでしょうね。一番上のグループは小3ですが、次々と脱落。いやーこりゃ楽だ。
子供達を寝かせて大人達のマッタリタイムです。
どうでも良い話で盛り上がり11時前には就寝。
素直に寝ます。長い1日目でした・・・
トラブル多めでしたが、なんとか楽しいキャンプになってきて、よかった、よかった。やっぱ気持の切り替えは大事!
(2日目・3日目は後編に続く!)
2017/05/15
Posted by ミリオンバレー at 12:32│Comments(0)
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