ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 夏本番!アウトドア2017アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
QRコード
QRCODE

2017年09月08日

レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

熊本県水俣市への帰省後半の旅日記的のレジャー記録をお届けします。今回もローカルなグルメ情報と釣り情報を中心にお届けします。是非水俣へも行ってみてください。結構良い所ですよ。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

■帰省後編のレジャー記録目次



  1. 釣ろうぜ!青物!

  2. 湯の鶴温泉はいいお湯なんだな

  3. 鶴の屋で優雅にイタリアン

  4. 地元の海にお別れフィッシング

  5. お土産の焼酎を吟味して帰途につく


釣ろうぜ!青物!


甑島に大きな忘れ物をしてしまいました。何かこう、良い魚釣ってない的な・・・うーん、どうしたもんか?残りの帰省滞在日数も少ない。上の子もまだまだ釣りたいと言っている。そう思った時に水俣には鉄板の釣り場があります。湯の児フィッシングパーク。私が子供の頃にできた有料の釣り公園です。という事は30年ぐらいはやってるはず。もちろん必ずしも釣れる訳ではないのですが、あそこは夏はかなり大きなアドバンテージがあるはず。お昼ご飯の後、奥さん達にお土産の買い物を託し、親父、私、長男で出撃です。

実家から車で20分弱。13時過ぎに到着。潮は上げ潮。夕方に満潮を迎えるはず。この釣り公園は、釣り公園にしては釣果情報が非常に少ない。確かに釣れない時もあるのですが、近所の防波堤であれだけ魚が回っている時に、ここに魚が回っていないはずはありません。そこはちょっと確信がある。というかですね、夏の真っ昼間に魚釣ろうと思ったら、大抵の魚は水深が必要な訳です。この釣り公園の先端付近は干潮時でも水深20メートル以上あり、小アジなどが底にはいっていることが多いです。その小魚を狙って大型のフィッシュイーターが周辺の根回りに潜んでいます。また、コマセつかったサビキ客も適度にいて、イワシ等が中層から上を回遊している場合には、青物も回ってくる事が期待できます。という好条件にも関わらず、私たちが到着した時のお客さんはゼロ・・・・夏の真っ昼間は暑いとは言え、こりゃ流石に失敗したか?と思いましたが、まさか全く釣れない事はないだろういうことで、取りあえず道具をまとめて受付に行ってみます。

管理人のおじさんが一人。漸く来た客を応対してくれます。入場券を買いながらどうですか?と聞いてみると、コンスタントに釣れますよという回答。少し詳しく聞いてみると、小アジがサビキで釣れていると。中程では木っ端グレ。晩のおかずには丁度良い煮付けサイズがちらほらと。大きな魚も毎日上がっていて、昨日はスズキ、その前は大きなアコウ(たぶんキジハタか、それに近いハタ系の魚のこと)が上がってると。よしよし、今年も状態は悪く無い。田舎の釣り公園はこういう釣果情報が現地に行かないとわからないので、なんとなく情報がないので空いてるんですよね。でも、釣れるんですよ。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

さて、現地調達で聞いた状況を踏まえ今回の作戦を決定。オーソドックスですがサビキでアジを釣って、それを泳がせて大物を狙います。まずはサビキ。持ち込んだうちの柔らかめの竿ということで、メジャークラフトの4ピース9ftのモバイルロッドを選択。いつも私が湾奥運河でシーバス釣ってるやつ。トランクに斜めにしたら収まった。旅のお供。これにレブロスの2000番をセット。潮があまり速くないので普通に下カゴで5号ぐらいの小型のサビキで十分に底を取れます。コマセはフィッシングセンターで買うと、管理人のおじさんが程よく半解凍のコマセにパン粉を混ぜてバケツでわたしてくれるという親切設計。サビキ釣り天国。これで魚が釣れるんなら、本牧釣り公園の100倍お手軽な釣り場。

先端付近の水深の深い場所を席巻して、親父と長男でサビキ釣り開始。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

おじいちゃんによく指導してもらいなさい。底を取ってコマセを振って、アタリを待つ。程よく生き餌が釣れるまで、こちらはメタルジグをセットしてライトショアジギング。大物があがるという先端付近を満遍なく探る。桟橋付近は砂地だけど、先端から左側方面は結構近くに沢山の根が点在してるとのこと。確かにジグが根がかり。なんとか外れたけど、メタルジグでボトムを取るのはちょっとよした方が良いかも。先端右側はフルキャストする範囲には殆ど根が無いようで、ボトムを取りながらしゃくり続けられる模様。一通りしゃくったけど反応がないので、狙いを変える事に。桟橋の橋脚を岸ジギしてみる事に。先端の橋脚を一通り攻めるも反応無し。一つ手前の橋脚に移動。潮表側の橋脚にメタルジグを投入・・・?思ったよりも浅い?いや!空合わせ!あっ・・・バイトあり!しかし乗せきれず・・・うー悔しい・・・

その後2投ほど試すが反応が消えたので諦める。サビキでポツポツと程よくアジが釣れている。仕掛けを泳がせに変更。8号オモリのエレベーター仕掛け。小ぶりで活きの良さそうなのを選んで鼻にチョンがけ。ゆっくりと仕掛けを投入し、ドラグを緩める。時刻は3時。満潮は5時ぐらいのはずなので、そろそろ地合いもくるんじゃねーのと思いながら、一旦車に戻って用事を済ませる。明日は朝から東京に帰る準備をしなければならないので、昨日泳いで濡れている水着を護岸で乾かす。アツアツのコンクリートに並べておけば1時間もしないうちに乾くでしょ。一仕事済ませて釣り場に戻る・・・と、先端で親父が呼んでる。「なんか掛かったんじゃないの?」と管理人のおじさん。確かに!急いで駆けつける。サビキの仕掛けで長男が竿を支えて、親父が竿を少し支えながら見守ってる。魚は既に上がってきていて、小型だけど青物の姿!シマアジ?のわけないか。とにかくタモ。フィッシングパーク備え付けのタモをとって投入。親父がサポートして魚をタモに寄せる・・・ネットイン!上がってきたのではショゴ!カンパチの幼魚ですね。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

40センチちょい。わーい、美味しいお刺身確定。金星。管理人のおじさんと、通りすがりのおじさんも良くサビキで上がったなとビックリ。かかったアジにアタックしてきたんだろうけど、細いハリスがよく耐えた。やはり最初はかなり走ったらしいけど、Lクラスの長めのシーバスロッドっていうところも程よい硬さでよかったし、レブロスのドラグ設定をちゃんとしておいたところもよかった。このフィッシングパークの先端付近はサビキに大きなメジナがかかることも多いので、いちおう気にして設定しておいたんだよね。備えとくもんだ。

ナイフを持参してなかったので、ペンチでエラの根元をちぎって血抜き。これでなんとかなるでしょ。

その後も少し続けだけど、アジや小鯛を数匹追加したぐらいで終了。小鯛はリリース。まぁ十分だよね。子供が釣れたっていうのが、親としても満足。良い釣りができました。田舎の人気のないフィッシングパークを侮ってはいけない。

湯の鶴温泉はいいお湯なんだな


今日は家族でイタリアンディナーです。この帰省で何度もディナーに出かけている訳ですが、行かなければならない店がまだ残っています。が、その前に温泉で疲れを癒やすことに。

湯の鶴温泉。私の母の出身地です。水俣には海に湯の児、山に湯の鶴温泉という2つの温泉を抱えています。その山側。水俣市内から車で15分ほど山間の道を車で登ったところにあります。途中には美しい棚田が広がり、まさに日本の田舎って感じの風景。道路沿いにながれる湯出川は鮎の魚影も濃く、夕方には地元のおじさん達が仕事帰りに投網をうってます。私も子供の頃投げたことがありますが、きれいに広がったことはありません。きれいに広がらないので取れたこともない。あれは難しい。。。川幅があまり広くはないため、鮎があまり縄張りを持たないようで、友釣りは行われません。子供の頃は夏休みにホコでついてたかな。あっ、漁業札は必用です。放流とかはあまりしてないような気がしますけど、道路沿いからでもそこらじゅうに鮎が走ってるのが見えるので必要ないんでしょう。子供の頃、初夏に川から青い西瓜のニオイがし始めると「あっ鮎だ!」と思ったもんです。あぁ、鮎食いたくなってきた。今回は機会が無かったなぁ。また来年。

湯の鶴の温泉街も湯の児と同じように30年前から比べると、ずいぶんすたれてしまっていて、温泉街の町並みも寂しくなってしまいました。特に数年前に台風・大雨の被害で川沿いの風情のある旅館に軒並み被害が出たときから復旧にずいぶん時間を要し、その間にお客さんが離れてしまった感があります。元々湯治客が中心の温泉街なので、本当に温泉しかない。流石にこれだと若い人達(例えば親子連れ)とかの宿泊を呼び込むのはきつい。最近では熊本地震もあって、県内全体のレジャーが低迷したという話もあり、近隣の温泉宿はずいぶんご苦労されているんじゃないかと。しかしですね、ここの温泉の泉質は抜群によくって、美肌の湯としてはかなりのもんです。立ち寄りで入れる温泉も幾つかあって、そのうちの一つである親父の行きつけの温泉を目指します。レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)
温泉は川の傍にあるので、細い石橋?を渡ります・・・が、夕方の5時にはしまってしまうということで、、ちょっと時間がギリギリ。少し思案して今回は諦めることに。いつもは顔なじみだと軽い延長オッケーなのですが、今日は少し当番の方が違うようで・・・仕方ないです。別の旅館の温泉に向かいます。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

きくや旅館。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

お袋の実家の近所です。こちらもなかななの風情の温泉。私の子供の頃はちょっと違ったのですが、随分前に改装して秘湯的な雰囲気になりました。なんとか頑張っていらっしゃるお宿。深刻な台風の被害を受けたんですけどね。なんとか頑張っていただきたい。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

泉質は湯の鶴温泉のなかでは標準値。えっ、同じ温泉街で泉質が違うのか?違うんです。ちなみにもっと良い泉質は・・・ここではちょっと。各旅館の営業もあるのでね。まあ、素人の評価ですよ。気にしないでください。ただ一点だけ残念なお知らせを。私が好きだった泉質の温泉宿はほぼ閉店しています。ご高齢に後継者不足なんでしょうか。お袋に聞けば良いのでしょうが、聞いてはいません。どちらにしろ続けられなかったという事実は変わらないに、私にはどうする事もできませんから。とても良いお湯なのに。おばさんにも小さい頃良くしてもらいました。どうにかならないもんですかね。

鶴の屋で優雅にイタリアン


ゆっくり入りたかったのですが、夕食の予約時間もあるのでサッと入ってレストランに向かいます。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

この温泉街にあるレストラン「鶴の屋」さんです。昔旅館だったところが廃業したあと、色々地元の地域おこし的な支援を受けて、当時阿蘇にあった人気のレストランに開業して頂いたレストランです。現在阿蘇の本店は昨年の地震被害で休業中。事実上の本店?(熊本市内にもあるらしいですけど、行ったことがない・・・)です。地元の食材をうまく取り入れて、本格的なイタリアンをリーズナブルに食べれるため、帰省したら一回は食べに行くことにしています。

お店の1階は売店になっていて、2階がレストラン。とりあえず2階へ。元旅館なので畳の部屋ですが、席はテーブル席になっています。和洋折衷スタイルですね。内装も品よくリノベーションされていて、箱根の小洒落たレストラン的な雰囲気。着席したらまずは飲み物をオーダーします。ビール・ワイン(イタリア、フランス)とありますが、やはり季節感のある地のものを飲みたいな・・・ということで、デコポンのサングリアをチョイス。温暖な気候のこのあたりは年中柑橘類が取れるわけですが、そのなかでもデコポンは高級な部類。年によっては糖度が高すぎて、半分食べると軽く口の中が甘ったるすぎることもあるくらいですが、こいつをサングリアにすると、フルーティーで程よい酸味の極上食前酒になります。湯上がりには最高ですな。子供達は頭石(かぐめいし)サイダー。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

頭石というのは、この地方の湯出川にある大きな石で、地元の人達に昔から親しまれています。かつては川のどのあたりかを表すのに「頭石のちょっと上(上流)」とか、「3分ぐらい下」とかっていうローカルなユニバーサル基準として多用されてました。昔は目印が少なかったのでね。その地元の有名石を名前に宿したサイダーは天然水から作った透き通った味。だと思う。飲んだことは無いけど。子供の感想は美味いとしか言わないしね。

喉を潤したあとはお料理です。まずはお弁当的な重箱にはいった前菜の盛り合わせ。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

海の幸と山の幸が程よくミックスされた上品な味。ちょっとした前菜も軽くスモークしてあったり、隠し味的な果実の酸味があったりと手の込んだお料理です。酒がはかどる。飲みすぎると最後まで食べきれないので自重します。前菜の後のサラダも、イカが軽くスモークしてあって美味。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)
ちなみに子供達はキッズプレート的な料理を出していただいてます。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

その後の魚のメインはスズキのソテー。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

あぁ、コイツも釣りたかった。。。そしてお肉のメインは肥後牛のステーキです。肥後のあか牛も、以前は正直美味しいとは思わなかったのですが、近年肉質の改良もすすんだようで、非常に美味しいお肉になりました。そうなると人気もずいぶん上がったようで、昔より高級肉のイメージが定着してきました。阿蘇も頑張れ。このあたりでお腹はすでにはちきれそうな勢いですが、ここにパスタが到着。肥後牛のミートソース。ちょっと苦しいかも・・・食べました。奥さんの残した分まで。パンパンです。ちょっとソースの味が濃かったかな。ただ、お腹がパンパンなんで正常な味覚であったか疑わしい。そう言えばいつもはパスタの前に「どのくらい食べれますか?」ってこちらの限界を確認してくれてたような記憶があるのですが、今年は無かったな。まぁ、サービスとしてどちらが正解かは微妙なところではありますが、個人的には聞いてくれたほうが嬉しいかなと思います。残すのは忍びないもん。とにかくお腹いっぱい・・・終わってませんよ。デザートがあります。軽く3口ぐらいのアイスとコーヒー・・・ではありませんよ。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

しっかりデザート盛り合わせのプレートが運ばれてきます。ちょっとしたシェフからの挑戦状。これを全部完食できときに、「あぁ、俺はまだ衰えていないんだぜ」って言う、若さを確認できるわけです。食べる人間ドック。そう思うことにしよう。

なんとか完食。どうだ!俺はまだやれるぜ!来年も来るからな!と心の中で勝利の雄叫びは心の中で上げる。声に出すと逆転負けしそうだから。帰り際に1階の売店でお土産を物色。地元の良さげなおみやげが並んでいる。水俣にも色々と頑張っている人がいて、新しい名産が生まれている。で、買ったのは結構古くからある名産?和紅茶。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

パッケージがリニューアルしてて、高級感がでてた。これならおみやげとかに良いですね。コマは毎年お店でずっと遊ぶので、とうとう今年は買ってあげた。鶴の絵が可愛い。どうして湯の鶴と呼ばれるのかと言うと、鶴が傷を癒やしていたのを見て、村人が温泉を見つけたからだと小さい頃聞いた。当然真偽は不明。昔話ってそういうもんだ。ちなみに日本人の一般的なイメージの鶴って寒いところにいるタンチョウヅルなので、こんな暑いところに鶴がいたのか?って思われるかもしれないけれど、鶴がいるのは確か。ただし、その多くはナベヅルと言って、残念ながら?その姿は灰色。アオサギのほうが美しいかもといった出で立ち。白い鶴も若干いて、マナヅルという種類。タンチョウヅルより二回りほど小さく、ああいった神々しさはない。まあ、それでも隣の出水市(いずみし)にはナベヅルの越冬地があり、大群が来鳥する様は圧巻なので一度見に行くのも良いかもしれません。その際は是非お宿は湯の鶴温泉へどうぞ。

地元の海にお別れフィッシング


翌日の早朝。今日は東京へ帰る日。最後の釣りです。帰省2日目ぐらいに防波堤から40メートル沖で豪快な捕食を見せた大物。アイツを仕留めたいものです。

5時前に堤防につくとアングラーが4人。週末なのでしっかり人がいますね。全員ルアーマン。ショアジギですね。大潮の満潮から下げの9分。少し思案して、まずは堤防横の遠浅エリアを少し試します。50メートル沖で水深2メートルといったところ。ベイトは多数。少し明るくなってきていますが、シーバスが居残っていればトップに出るはず。ガボッツをセット。ざっと広範囲に探ります。20分ほどやって反応が出ないので終了。居たら食うはず。居ないんでしょう。

防波堤に行ってメタルジグをセット。ギャロップ40g。2投程したところで、右隣二人目が何やらデカイの掛けている。隣の人が顔なじみのようなので応援に。あとでその隣の人の帰り際に聞いてみると1メートル近いサメ。なんとかタモでルアーだけ引っ掛けてオートリリースできたと。サメなんて初めて聞いた。そんなの一人では処理したく無いなぁ。そういえばさっきデカイエイもいたし。大潮で厄介なやつらも押寄せているようです。まあ、しゃくるしかない。ちなみにその隣の人は小さめの太刀魚を一本携えて帰って行きました。そんなに芳しくはなかったようですが、太刀魚が接岸していることは間違いないようです。

レンジがわからないので、広範囲に探ります。左隣の人は帰りましたが、追加でルアーマンが4名。さすがは週末。にぎわってきました。それぞれ十分な距離間でしゃくります。残り時間は30分ぐらいかな。回遊を信じて投げるしかない。まあ、この美しい地元の景色を見ながら釣りをし続けた訳だから、幸せって言えば幸せなのですが、最後に何かゲットしたいなぁと思っていたら、ピックアップしようかという手前の根でヒット。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

サックリ上がってきたのはかわいいガラカブ君。子供の頃に沢山釣ったコイツが最後に挨拶に来たかという事で、リリースして納竿としました。また来年だな。

お土産の焼酎を吟味して帰途につく


フライトは夕方なので実家をお昼に出て鹿児島空港へ行く途中の出水市にある焼酎工場へ立ち寄ります。出水酒造。こちらの焼酎工場には売店とちょっとしたカフェテリアがあって、工場見学に来た人とかがお土産とランチにありつけます。値段もリーズナブルなのですが、焼酎工場らしくランチの客は無料で利き酒ができます。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

試せるのは4種類。オーソドックスな銘柄、その少し変わった地元限定品。それに黒麹をつかったコクのある焼酎と両者のブレンド。奥さんのお父さんへのお土産を選ぼうと思ったのですが、これが中々の難問。肉料にあわせるなら黒麹。ブレンドは幅広い料理にいけそう。単独でちょっとしたつまみでやるならオーソドックスなやつがすっきりして飲みやすい。これはもうどれが一番好きかという問題ではなく、どういうシチュエーションと合うかという問題。かっこ良く言えばマリアージュってやつ。あんまり焼酎でそんな事考えた事なかったんですが、こういう風に同じメーカーの特徴のちがう銘柄を食事の前にならべられると、焼酎も料理と相性があるなということがイメージしやすい。そうだな・・・今回はオーソドックスなやつをチョイス。お義父さんは食事の時はビールで焼酎はそのあとに飲む事が多いイメージ。まぁどれも美味しいです。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

さっと食事も終えて、お土産の焼酎もゲット。そうだ、子供達のかき氷は無料だった。すげーな。そして空港へ。おじいちゃん・おばあちゃん達とはお別れですが、秋に上京してくる予定があるので今回はあまり寂しく無いね。
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)

帰りのフライトは何事もなく無事に帰宅。今年も楽しい帰省でした。

一年ぶりの水俣は特に変わった事もなく落ち着いた雰囲気。それで良いかと考えると少し悩ましいところもあり、色々と考えさせられます。ローカルフード、レジャー、アミューズメントと一通りあるのですが、それらがパッケージングされている訳ではなく、それぞれバラバラなんですね。これで観光客が来るかというと、それなりに旅を自分で企画するタイプの人じゃないと難しい。いやむしろそんな人って実は少数はな訳ですよ。しかもそんな人たちがオリジナルな旅を企画しようと思った時にもネットの情報は少ないという状況。発信する人がすっごく少ないですからね。湯の児フィッシングパークとかも良い例なのですが、その湯の児のあたりって波が穏やかで近年SUPがすごく盛んです。釣りしてる時も結構沖合まで出てる人みましたからね。で、どうやら大きな大会が開催されるのも決まっているらしいのと情報をキャッチ。いいじゃないですか。ところが、今水俣でSUPが熱いって話は、ネットにもほとんどない。地元の人も殆ど知らない。これで県外の人たちに届いている訳ないんですね。水俣の海の様に穏やか・・・これでとりあえず開催してみて、なんかそれほど盛り上がらなかったねってなって、だんだん下火になっていくのが目に見える。。。マーケティング力が根本的に足りない。じゃあそういうデザイン力をもった人が居ないのか?というと、いらっしゃるんですね。企画力ある人。でも、レガシーなコミュニティーに邪魔されて上手く動けないでいる。これじゃだんだんモチベーションも下がるんじゃないかと危惧して止みません。ただ、これを地元を離れたおっさんが騒いだところで、あいつ偉そうにってなるだけなので・・・ひっそり東京からやれる範囲で支援するしかないなと・・・。

また来年。






























  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

同じカテゴリー(フィッシング)の記事画像
春の桜とカサゴ船での夜釣り
夏の水俣では家族でタチウオを殿様気分で爆釣できるという話
船キス釣りに小1長女がデビューしたよ
深川富士見屋の神対応キス釣りに行ってきた!
ナラ入沢渓流釣りキャンプ場でGWグループキャンプ
ライトジギングロッドの穂先折れを修理してみた
同じカテゴリー(フィッシング)の記事
 春の桜とカサゴ船での夜釣り (2019-04-12 18:01)
 夏の水俣では家族でタチウオを殿様気分で爆釣できるという話 (2018-10-11 03:18)
 船キス釣りに小1長女がデビューしたよ (2018-10-08 21:42)
 深川富士見屋の神対応キス釣りに行ってきた! (2018-05-16 13:23)
 ナラ入沢渓流釣りキャンプ場でGWグループキャンプ (2018-05-16 03:56)
 ライトジギングロッドの穂先折れを修理してみた (2017-10-24 01:34)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
レジャーの宝庫南九州へ!熊本県水俣市へ帰省(後編)
    コメント(0)