2019年02月22日
マレーシア家族旅行(ランカウイ自然満喫編1日目)
マレーシア家族旅行ランカウイ編
マレーシアに家族旅行に行ってきました。2月7日から5日間。前半ランカウイ等でビーチリゾートと自然観察を満喫し、後半はクアラルンプールでイスラム文化に触れる旅。こちらはそのランカウイ編。これから行かれる人の参考になる情報もなるべく載っけたいとおもいます。相変わらず長文です。暇なときにお付き合いください。まずは1日目です。

夜8時TCATから羽田国際線ターミナルへ向かうリムジンバスの中で久々の緊張感。子供達をつれての海外旅行が4年ぶりグアム以来?それよりも私たち親がアジア圏の旅行が10年ぶりぐらい。欧米への旅行と比べるとトラブルは増えるので、子供達が小さいうちは避けていた。それをとうとう解禁したのは、まとまったマイルがたまっていたこともあるけど、なによりも長男の成長。10歳になり分別もついてきたころなので、ここらで日本や欧米がすべてじゃないってことを肌で感じ、好奇心を刺激してあげたい。ということで、いくつかのプランを奥さんが調べた結果、羽田発のANA便でマレーシア・クアラルンプールに行くこと決定。ただ、ずっとアジアの都心っていうのも面白くないので、マレーシア航空のフライトを予約し前半はランカウイにいくことにしたのが約1年前。その後年末にランカウイとクアラルンプールでのホテルを予約し、旅の日程を整え、とうとうこの日がやって来た次第。前日に荷物は何度もチェックしたにも関わらず、何かを忘れている感がぬぐえない。最低限パスポートと現金とクレジットカードと事前に印刷した飛行機・ホテルのバウチャーがあればどうにかなると言い聞かせて不安をぐっと胸にしまう。そんな両親の葛藤をよそに、子供達はテンションアゲアゲ。「まずはラウンジ行くでしょ。」だって。
リムジンバスは羽田到着後も国内線ターミナルをぐるぐると回り、21時にようやく国際線ターミナルに到着。羽田発クアラルンプール行きのフライトは深夜0時ちょっとすぎ。まだまだ時間はある。とりあえずANAのチェックインカウンターで荷物を預け、手荷物検査と出国審査を終えてセキュリティゾーンに到着。ここまではスムーズ。チョットだけ免税店をブラっとして奥さんがめぼしいものを物色。その後クレジットカードのラウンジに落ち着いて、奥さんはスマホでお得かどうかをチェック。子供達はジュース片手にゲームや音楽でリラックス。私はこの後の旅程をチェック。仕事から家に帰り着いたのは19時前で、1時間ほどで家をでたので荷物のチェックしかしていなかったので、先人のブログを確認しながら次の難関であるクアラルンプール空港でのランカウイ便への乗り換え方法を調べる・・・いまいちよくわからない・・・とここで奥さんからこの旅最初の問題の報告。事前に予約していたグローバルWiFiを受け取っていない!チーン・・・セキュリティゾーンは後戻りできないので受け取りはできない。韓国などのごく限られた国なら、現地空港受け取りに変更できるらしいが、マレーシアは当然無理。はぁ、こういうのが海外旅行の感覚が鈍ってる証拠。今まで一度も失敗したことないんですけどね・・・・奥さんが一応サポートセンターに電話したところ、返金はできないが、次回旅行に使えるバウチャーをくれるとのこと。1年以内って期限つきなので、我が家で使うことはなかろうけど、誰かにあげる機会はあるかもしれない。幸いバックアップ用にとSimフリーのWiFiルーターを1台もってきているので、こいつに現地でSimを買って入れると、とりあえず電波は確保できるはず。今どきの旅は電波があればどうにかなるよね。ちなみに一番のおすすめはスマホのSimロックを外しておいて、現地でSimを突っ込むこと。我が家はいろいろと制約があってやれないんですけど、今どきは各携帯会社で手続きができるようになっているので、必ずやっておいた方がよいです。ソフトバンクとか基本的には契約期間中にしかできない(解約後は対応機期間に制限あり)ので、このブログを読み終わる前にオンラインで手続きすることをお勧めします。「Simロック 解除 (携帯会社名)」で検索。現地でのSimの購入とセットの仕方はこの後のブログをどうぞ。あと、若干割高になるのですが、Amazonなら現地で使えるSimを売っていて、日本で購入してから向かうこともできます。
フライトの一時間前、奥さんは先ほど物色した化粧品は買いだという結論に達したらしく、先にラウンジをでる。と、ここで次の問題?発覚。パスポートとチケットを全部私が持っている。免税店での買い物は普通フライトチケットとパスポートの確認がなされることが多い・・・ちょっと遅れて子供達と一緒にラウンジをでる。で、奥さんに追いついてパスポートとチケットを渡す。で、購入・・・とはいかなかった。奥さんが購入したかったものは100ml以上の液体。すでにセキュリティゾーンの中なのでクアラルンプールまでは問題ないが、ランカウイ便への乗り換えの際に、セキュリティチェックで没収される可能性があるらしい。そういえばそんな話きいたことあるな。クアラルンプールで一度トランクを引き取って、再度預けることになっていれば、その際にトランクに突っ込むことで回避できるが、先ほどANAの受付の際に乗り換え便を聞かれて「マレーシア航空でランカウイ行きます」って伝えたら、「荷物を直送しますか?」って聞かれ、その方が圧倒的に乗り換えは楽なのでお願いし、そのおかげでマレーシア航空のチケット一緒に発券してもらったところ。まあ、ここは仕方がないとあきらめてもらいましょう。仮に事前にそのことを把握していたとしても、子供たちを連れてバタバタとしながら慣れない海外の空港で国際線を一度出て荷物を引き取り、再度国内線への乗り換え手続きをするという手間を省けることと、奥さんの化粧品が数千円安く変えることとを天秤にかけると、圧倒的に前者のほうが家族全体のメリットは大きいので。

フライト時間になりゲートに到着し、再度パスポートとチケットを提示して搭乗。しかし、羽田からのANA便で海外に飛ぶのは楽。成田をハブ&貨物用の空港として拡張しつつ、羽田の旅客向けの拡張が急がれます。ただ落下物の問題があるので、第二ターミナルの国際線受け入れと都心上空の飛行ルート解禁はどうなんでしょうねぇ・・・と、軽く東京の都市計画を考えていると飛行機は離陸。夜中のフライトなので、ドリンクを飲んだらすぐに就寝・・・できない。隣のでかいおじさんの腕があたる。なんか熱量がすごくって気持ち悪い。こんな暑くるしいおじさんが隣かぁ・・・とりあえずボヘミアン・ラプソディーでもみて気を紛らわすしかなさそう。
懐かしい楽曲の数々。高校生のころよく聴いたなー。最後のステージのシーンは圧巻。楽しー!いやー面白かった。さて、ようやくおじさんが寝た。若干腕は浸食しているが、これなら何とか・・・って今度はシートが倒れない。なんか引っ掛かってるのかなぁ・・・仕方ない。なるべく楽な体制をとりつつ、うつらうつらと映画を見ながら時が過ぎるのを待つ。ふと機内が明るくなり、アテンダントが朝食を配り始める。おそらく後2時間ぐらいで到着。適当に食事をとり映画を見続けていると、とうとう機体は着陸準備に入った。そしてほどなくランディング。クアラルンプール到着。さて、ここからが未知の世界。来たこともない国際空港で、やったこともない子供たちを連れての国内線の乗り換え。さらなる緊張が走る。
機体を降りると免税店が立ち並ぶターミナルに到着。現地時間の朝7時。次のランカウイまでのフライトは10時の予定。ところがところがボーディングタイムは9時と記載。えっ9時?おっかしーなー2時間しかない。ちょっと急ごう・・・が、乗り換えの方法がわからない。実は羽田で発券したチケットには次のランカウイ便のゲートについては記載がなかった。そこで、フライトボードのモニターでフライトナンバーのゲートを探してみたけれど、どこにもフライトがない。それに国内線への乗り換えなのでイミグレーションがあるはずなんだけど、そういう場所が見当たらない。どういうこと?次に乗るマレーシア航空の乗り換え便カウンターがあったので、聞いてみたけどいまいち要領を得ない。とりあえず行けと言われた方向に進んでみたが、免税店がならんでいるだけ。どういうこと?もう一度マレーシア航空人に聞いてみる。すると今度は少し意味が分かって、「ここは国際線ターミナルで国内線はここではない。AオーBの方向にいきなさい」と言っている。するとあった「A/B」の看板。AorBって言っていたのね。で、そこへはモノレールに乗るらしい。そう言えば確かにモノレールに乗るって他のブログにも書いてあったような気がする。ただ、そのモノレールの乗り場がホームドアになっていて、ぱっと見はただの通路に見えてわからなかった。確かに通路の壁と思っていたガラスの向こうをよく見ると、モノレールの到着場所らしき空間が見える。なるほどね。で、ほどなくその場所で待っているとモノレールが到着。とりあえず乗り込む。ほんとにこれでいいんだよなぁと奥さんと話しながら次のターミナルで降りる。子供たちは朝早くて眠そう。ごめんね。ゲート見つけたら寝ていいからね。
モノレールを降りると、「AB」はこっちという看板は続いている。おそらくAゲートまたはBゲートはこっちってことだろう。ようやく仕組みが飲み込めてきた。天井の矢印に導かれてついた先は・・・あった!国内線乗り換え用のイミグレーションゲート。朝早くで利用者は少ないらしく、ひっそりとしている。人の流れがなかったのではじめてだとわかりにくい。地球の歩き方にも地図書いてあるけど、あれ意味わかんないよね。アプリとかにならないのかなぁ・・・
取り合えず私と息子、奥さんと娘の二組に分かれてゲートを通過。大人は顔写真と指紋をとり、子供はパスポートを確認するだけで通過した。そしてすぐに国内線としての手荷物検査。そこを通過して荷物を受け取っていると、「日本のかたですよね?」と20代ぐらいの女の子から話しかけられた。「すぐにのりかえなんですけど、よくわからなくって・・・」とのこと。どうやら、旅慣れた日本人とおもったらしい。確かにこんな季節外れの時期に子連れの家族なんて、旅慣れている感じするよね。ただ、残念ながらこちらもクアラルンプールは初めて。ただ、若干の経験値はある。こういう時はわかるまで聞けばいいのさ。久々のアジアンイングリッシュで彼らの発音の癖がまだ耳になじんでないけど、いや、そもそも英語そんなにできないけど、聞けばどうにかなるんだよ。ってことで、「一緒に行きましょう」と家族と女の子をつれてマレーシア航空のカウンターに突撃。まずは我が家のチケットを渡して「このチケットはどこのゲート?」とつたない英語できいてみる。するとグランドホステスの女子がカタカタと端末を叩いて、ゲートと方向を教えてくれた。「じゃあこっちのチケットは?」女の子から借りたチケットを渡す。帰ってきた答えは私たちの隣のゲート。よかった。じゃあいっしょに出発だ。ゲートに向かう道すがら彼女の旅の目的を聞いてみる。どうやらジョホールバルにいる友達を訪ねて一人で出発した模様。彼女の旅慣れていない感じから、若い女の子の一人旅を若干心配したんだけど、現地の友達がジョホールバルに居るのであれば、この国内線に乗れさえすれば安心。気を付けていってらっしゃい。

さて、こちらもゲートに到着。が、待合室まえのゲートは開いてない。モニターでは9時に開くという案内。なんだやっぱり9時じゃないじゃん。このチケットのボーディングタイムってどういうこと?とりあえず子供たちを近くのベンチに休ませる。後で調べたところボーディングタイムは搭乗時間ではなく、搭乗前の待合室のゲートが空く時間らしい。で、その時間からおおよそ30分まえぐらいから日本でいう搭乗が始まって、1時間後に出発。つまり10時の出発ってことで正解。ただ、これを知ったのはずいぶん後の話。
さて、一息ついて奥さんと相談し、次の旅の課題解決に乗り出す。羽田で確保できなかった電波の確保。Simを買いたい。子供たちは眠そうなので、奥さんとともに休ませて私一人でSim探索に出発。どっかにあるだろーって思ったけど・・・みつからない。うーん国際線ターミナルでゲットすべきだったか?でもイミグレってるから今更戻るすべがない。結局朝ごはんとしてクリスピークリームのドーナツを買って無念の帰還。ドーナツは日本よりやや安ってかんじ。ちなみに現地通貨のリンギットは日本で奥さんが事前に通販的な方法で3万円分を両替済み。このレートは送料考えてもまあまあ優良なレートで、市中で両替するレートと比べてもそこまで悪くない。空港や市中でもいまいちなレートの場所に比べるとリーズナブルでさえある。取り合えず市中まで出る現地通貨を入手しておくにはお勧めの方法らしい。
Simの件はしかたないなぁ。空港のフリーWiFiは速くはないものの、使えないこともなかったのでいったんそれで検索したところ、ランカウイ空港でゲットできるらしい。よし、それでいこう。子供たちとドーナツを食べながら、トロ目のWiFiでランカウイ空港の情報をチェック。さすがにリゾートアイランドの小さな空港なので、次はスムーズにこなせそう。
ほどなくしてゲートが空き、待合エリアへ侵入。そこで30分ほど待機。その際に客層を確認。日本人らしき家族は皆無。そりゃそうか。日本は特に休みのシーズンでもない。春節直後ということで中国人の親子三世代が目立つ。それと欧米人のカップル。それに東南アジア系の夫婦。ランカウイについてからタクシードライバーに聞いた話では、春節中は学校が休みなんだって。へー知らなかった。イスラム圏の国なので、華僑の影響をそこまで受けてるとは思っていなかったんだけど、やっぱり強いんだねぇ。そんなヒューマンウォッチングをやりつつ、子供たちのトランプを眺めていると、ようやくここで搭乗開始。機内にのり、シートベルトを締め、離陸して、水平飛行に入り、ジュースを配られ、飲み終えると着陸。いや、本当にそんな感じであっという間。なんせ1時間にも満たないフライト。羽田から鹿児島に行く方が長い。

とうとう到着。ランカウイ。地方空港で降りがちなタラップを降りるとそこは常夏の国でした。グアムっぽい?いや、なんというか・・・うーん、なぜか来たことある感じ。これさ、夏の鹿児島じゃない?いや、真夏の鹿児島よりちょっと涼しい。ほー、これがランカウイですか。なかなかなじみ深い感覚。なんか住めるな、おれ、ここだったら。
そんな不思議な感覚を抱えながら、空港の荷物をピックアップで待機。いやーやっぱり疲れた。日本を出ておおよそ10時間。子供達もよく頑張った。乗り継ぎがあると手荷物が出てくるまでちょっと不安。なんせ10時間見てないからね。周りを見渡すと、なにやら小さいカウンターがずらりと並んでいる。なんだろう。Sim売ってる?って感じでもない。荷物が出てきた。3つちゃんとある。ピックアップして到着エリアをでるところで、なにやら荷物の検査場がある。出る時もなの?ちなみに全員が申告する税関とかの申告書類はない。目の前の中華な一行の手荷物検査が始まる。おぉじゃあ私たちもなのか?と、職員らしき男が私の手のパスポートをみて、そのまま行けと手ぶりで教える。必要ないらしい。英語の案内板があったけど、よく見なかったので仕組みがわかりませんでした。国際線の直行便が到着する空港かつユネスコの世界ジオパークにも登録されてる島なので、なんか持ち込み物のチェックがあるんでしょね。
到着のセキュリティーゲートを抜けると、お店が立ち並ぶロビーエリアに到着。ちなみにランカウイは島全体が免税エリア。つまり町全体が免税店です。ただ、すでに子供達も疲れが見えるので、なるはやでホテルに向かいます。おっと、Simだけはゲットしなきゃ。マレーシアのキャリアはいくつかあって、それぞれSimは買えるのですが、一週間程度の短期滞在であればDigiというキャリアの旅行者向けのプランがちょうどよさそう。到着のセキュリティーゲートを抜けてそのまままっすぐ進むと左手にトイレがあり、さらにまっすぐ進むと正面からちょっと通路を右側に折れたところに3つのキャリアの小さなカウンターがまとまって配置されてました。Digiあった。カウンターの女の子にSim?って聞くと、テーブルの上のプランを出してくる。滞在期間はどれくらいって聞かれたので5日間だよって答えると、一番軽いパックを勧められました。全体20Gの通信と書いてありますが、どうやら特定アプリ(LINEやFaceBookなどのSNS系とGoogleMapとか、旅行者がよく使うやつ)が20Gまでで、それ以外は2Gぐらいしか枠がないらしい。それで900円ぐらい。うーんちょっと足りない?まあ、足りなかったらまた買えばいっか。ホテルにもWiFiあるだろうしね。
じゃあそのプランでお願いっていったら、Simをだしてきて枠のカードから外してくれた。それを手持ちのWiFiルーターにセットする。ちなみデュアルSimのモデルなので、日本のSimははずす必要がない。便利。Simを認識したらAPNのPin番号を入力。ちなみにAPNは?って聞いたら、パスワードはこれですって、Simが入っていた紙の番号を指さしてきた。パスワードって言われると、若干紛らわしい。Pinのほかにパスワードが必要になることがある。って、普通の人ならパスワードの方が通じるんだろうね。ちなみにiPhoneとかだとカウンターの女の子がSimの入れ替えと設定をしてくれる。後から来た中国人はやってもらってた。設定を終えて手持ちのiPhoneからWiFiをつないでみると、ポコポコとアプリの通知が飛び込んできた。オッケー、つながった。お金を払って、これで全部?ってきくと、OKと帰ってきたので、ありがとうとお礼を言いカウンターを離れた。
よし、タクシーでホテルだ。タクシー乗り場は案内の看板があって、到着のゲートをまっすぐ進んで、Simのカウンターを見つけた十字路の左手奥に発見。こちらも小さなカウンターとそのまわりに3人ほどおじさんが座っている。事前調査では空港から主要なホテルへのタクシーは定額のチケット制とのこと。きっとカウンターがタクシーサービスのカウンターなんだろうとあたりをつけて話しかけると、正解だったようでどこのホテルか聞かれた。ベルジャヤランカウイっていう発音には自信が持てなかったので、ホテルのバウチャーを見せると、30リンギットぐらいのことをいわれた。現金のみの模様。お金を払うと手書きのチケットを書いて、そのチケットが隣に座っていたおじさんに手渡された。どうやらこのおじさんがドライバーの模様。身振りでついて来いって言われたので、後に続いて空港をでて、前に止まっていたタクシーを指さされた。トランクを開けてくれたので荷物を放り込んで車に乗り込む。そして出発。一応GoogleMapを開いて進行方向を確認。うん、おおよそホテル方面に向かってる。外の景色は本当に鹿児島っぽい。大きなシダ類(たぶんソテツ)が若干多めではあるんだけど、植物が作る景観とか空気というか匂いというか・・・鹿児島っぽいんだよなぁ。
タクシーに乗って10分ほど進むと、車は市街地を抜けて海岸線の森の中を進む。あっサルだ!小さなサルの群れが道路端で遊んでいる。日本猿よりちょっと小さめの可愛いお猿さん。先人のブログにあるのはこれか。そんなサルがたくさんの鹿児島ちっくな森の中をさらに10分ほど進んだところで、駐車場がたくさんあるレジャー施設的な雰囲気のところにきた、その先にホテルの看板を発見。どうやら到着したらしい。海外のホテルにありがちなスピードを落とさせる為の凸凹をいくつも乗り越え、とうとうホテルの車止めに到着。トランクから荷物を降ろし、ドライバーに別れを告げた。途中の会話はあまりなかったけど、丁寧で気持ちの良いドライバーだった。観光地のタクシードライバーとしてのホスピタリティは十分。日本から来たの?って聞かれたので、どうやら中国人と日本人の違いはわかるらしい。そのあたりはグアムやホノルルとかとは違う。まあ別に間違われたってどうってことは無いんだけど。たまに中国語で話しかけられて、何言ってるかわかんなくって英語で聞き返すとびっくりされる事故が減るくらい。向こうもびっくりして言葉が出ずに、ソ、ソーリーみたいな両者苦笑いの事故。あんまり多いとちょっと居心地悪い。そんな思いを抱かざる得ないのは、ホテルのロビーが春節モード全開だから。赤いなぁー、真っ赤だな。ここまで中華文化が根強いとは思わなかった。確かにロビーには中華系の顔が半分ぐらいか?ただ、その他の女性の大半はイスラムの女性アイコンともいうべきヒジャブで髪の毛を覆っている。そこは完全完璧なイスラム文化の香り。複雑な文化の融合が常夏のリゾートホテルのロビーに集約。なんてことは一旦ほっといて、とにかく疲れた。子供達もようやくたどり着いたホテルにウキウキ。とりあえずチェックインしたいな。
荷物をベルサービスに預けて、チェックインカウンターへ。このベルジャヤランカウイはエクスペディアで予約。正直ホテルの公式HPとの差はあまりなかったんだけど、若干安かった。おそらくレート計算の誤差のレベル。日本で印刷してきたバウチャーをフロントに渡す。この辺りスマホのスクショと会話でどうにかできるって話もあるけど、トラブルが少ないのは印刷物。間違いがないし、対応する相手も絶対スムーズなんだよね。バウチャーの紙を見て端末を操作しながら、何やら話してくる。デポジットやら外国人向けの観光税やらの説明を受けてる模様。実はこの段階でもこちらの英語に慣れていなくって、聞き取れない単語が多い。なんだろう。サ行とハ行の発音が聞き取りにくいのかな?抑揚も薄くって、疑問文さえも途中で聞き逃す始末。ただ、色々言った挙句「支払いは?」って聞かれたので、とりあえずクレジットカードを渡す。「オッケー、クレジットカードね」ってな具合で端末を操作してあらかたの処理を完了した模様。ところがここで、「オッケー、部屋は2時にチェックインできますよ」だって。えっそれ先に言うことじゃねぇ?いや言ってたのかも。おぉーそーですか。まだまだ時間があるってことね。「とりあえずウェルカムドリンクのチケットあげる」ってことで、もらったチケットを持ってロビーのラウンジへ行く。カウンターの人にチケットを渡すと、好きなところに座ってみたいなことを言われた(はず)。特に選べるメニューとかは無いらしい。程なくして甘めのフルーティーなドリンクが運ばれてきた。

さて、3時間ぐらいあるね。どうしよう。街に行くこともできるけど、結構子供達も疲れてるし・・・いや、大人も疲れてる。ランチして適当に待つしか無いかなと言うことになり、ネットでホテル内のレストランを物色。夜はタイ料理のレストランを予約してあるので、それ以外で。やっぱりマレーシア的な料理を口にしたい。ロビーからビーチへ一段下ったところにあるレストランでアジアアンなメニューがありそう。ちょうどウェルカムドリンクを飲んでいるところから下を覗くとそのレストランの様子。まだ少しランチには早い時間なので、お客さんは3組ほどでまばら。いいんじゃ無い。よし腹ごしらえだ。

レストランにつくとウェイトレスから人数を聞かれて、一番ビーチ側の眺めの良さそうな席はどうかと聞かれる。うん、気持ち良さそう。席に着くとメニューが渡される。おぉあるねあるね。ミーゴレン、ナシゴレン、サテー。はい、俺ミーゴレンに決定。奥さんナシゴレン。子供達はハンバーガーと魚のフリット。飲み物はコーラやジンジャーエールをそれぞれ適当に。まずは飲み物が運ばれてきた。グラスに氷それと缶。

たとえ高級レストランと言えど、コーラやジンジャーエールのソフトドリンクは缶とグラスで運ばれてくるスタイルが普通でした。高級レストランで缶が出てくるのは日本人的にはちょっと違和感ありますけど、この後もずっとこのスタイルだったので、あっという間に慣れました。お料理はなかなかの本格的なアジアンなお味って、当たり前か。

特にミーゴレンが日本では食した事が無い風味。何だろう?ソースの他に魚粉みたいな風味がしてる。これが本場の味なのだろうか?わからないけど、美味しいからいっか。ダブルスープ系のつけ麺に魚粉を足す感覚と同じということにしよう。知らない間に世界的に魚粉が流行ってたのかも。

ナシゴレンのプレートの脇にはサテーが付いてた。いわゆる東南アジア風の焼き鳥。ナッツ系の甘いタレで焼いてある模様。どれもこれも上手い。強いていうならば魚のフリットがちょっと。もう少しカラッと揚げてもらいたいぐらいかな。時間はあるのでゆっくり食事。
さて、食事を終えてチェックイーン・・・にはまだ時間がある。子供達は仕切りに泳ぎたいと訴えるが、どうしようもない。みんなでソファーでゆっくりと・・・しているうちにちょっと眠った。起こされると3時ちょっと前。部屋空いてないかなぁと思って聞いてみると、チェックインできるって。やったー。そして何故か2つの部屋のキーを二つとWiFiのログインパスワードをくれた。そしてWiFiのIDは二つの部屋のうちのこちらの部屋の番号だという。部屋は一つのはずなんだけど・・・ただ、バウチャーはわたしてるしな。まさか間違いってことはないでしょう。行けばわかるさ。迷わず行けよ。ベルジャヤランカウイの部屋は全てシャレーというコテージ風の建物。敷地は広大で部屋に向かうには専用ドライバーのカートに乗っていく。ロビーからカートに乗る方法はベルカウンターの隣のカウンターで部屋番号を告げる。How many people?と聞かれるので、人数を答えるとオッケー。カートは次々とロビー前のロータリーに入ってくる。カートには「B10」とか番号が貼ってある。すると、カート待ちしている場所の上に掲げてあるモニターに「B10 (部屋番号)」の表示がされ音声も流れる。自分の部屋が呼ばれたら、その番号のカートに乗り込むと部屋に行く仕組み。ちなみに私たちがチェックインして後ろを振り向くと、すでにベルボーイが待ち構えていて、荷物はどれかと聞いてきたので、荷物を指差して伝え、さらに部屋はと聞かれたのでキーのカードを見せると、すぐさまカートの担当者に伝えてくれて、空いていたカートに直ぐに乗り込む事ができました。私たちと荷物を乗せて走り出すとディズニーランドにはなくなってしまった、あのカートを彷彿とさせるサウンド。なんか田舎を思い出す。そしてカートは敷地を進む・・・と、結構手前で止まった。ロビーから歩いて五分ぐらいのところかな。結構近いところだった。これならプールとか歩いて行っても良さそう。
カートの運転手が荷物を運んで二つの鍵の謎はシャレーに到着すると解決した。シャレーは2部屋で一棟になっていて、一部屋は二人部屋になっている。我が家は4人なので2部屋一棟が割り当てられていて、部屋はコネクティングルームのように一番奥の扉で繋がっていました。当然のことながら部屋は全く同じ作りで、バスルーム、トイレが二つ使えるのは便利。一つだけ問題だったのは、それぞれの部屋の入り口にキーホルダーのカードを差し込むと部屋の電気が使えるという、ホテルではよくあるシステムになっているんだけど、片側の部屋の電気がうまくつかない。どうやらカードが薄すぎて差し込んだ時に電力を使えるようにするスイッチがうまく働かないらしい。仕方ないので、鍵の部分の先っぽもねじ込むとうまくスイッチが入った。変えてもらうのは面倒なので、これで過ごすことにする。なんか昔もこういうことあったなぁ。どこのホテルだったか忘れたけど。さあ、水着に着替えてプールだー。


子供達は待ちに待ったプール。水着に着替えてシュノーケルの道具を持ってプールに向かう。タオルバーでタオルを借りたいと伝えると、名前と部屋番号と枚数を書いてとのこと。それを書くとタオルをくれた。返すときは自分の書いたサイン欄を伝えると係員によって枚数がチェックされる仕組み。ハワイやグアムの高級ホテルだとそこまでチェックされたことないんだけど、やっぱりそういうところはアジアです。チェックしないと無くなるんだろうね。子供達はプールへドボン。私と奥さんはプールサイドのテーブルでゆっくりと過ごす。スムージーを売っていたので購入。

500円ぐらいだったかな?美味しい。子供達は楽しそう。パパも一緒に入ろうとしきりに誘うので、一緒に泳ぐことに。おーっと場所によっては結構深い。私も呼吸がギリギリってところがある。あーでも気持ちいいね。客層は欧米系、東南アジア系、中華系でおおよそ3分の1ずつって感じかな。若干中華系が多いか?日本人は私たちだけの模様。ちなみにホテルの従業員にもジャパニーズスピーカーは一人も配置されていなかった。逆に中国語の担当者は若干名いる模様。流石にそれなりの値段のホテルなので、あまりガサツな感じの中国の方はいらっしゃらない。春節期間ということもあってか、三世代で訪れている人たちが目に付く。

プールを一通り楽しんだので、次はビーチに行ってみようということに。プールから少し下ったところにボートハウスとプライベートビーチ。ビーチには東屋が転々とあって、ベンチも完備。リゾートってこういうこと。そして、ビーチの端ではサルがチョロチョロ。小さなサルなのでそれほど怖くはないけど、食べ物あったら持っていかれちゃいそう。ビーチの奥の方に空いてるベンチを見つけたのでタオルを敷いて寝っ転がる。気持ちいい。が、子供達が海で泳ごうというので、シュノーケルを持って海へ。水の透明度はあんまりない。そこは事前情報通りです。透明度を求めるならば1時間ほど離れた離島にホッピングすると良いらしいけど、結構人が多いらしいので今回はパス。ちなみに透明度を求めるならば、天草の南部や鹿児島北部の長島とかで十分。実家から1時間で行ける。あぁやっぱりここは夏の南九州なんだね。透明度は低いけど海には小魚が泳いでいて、大群に出くわすと手で救えそうなほど。豊かな証拠。おそらく透明度があまりないのは、森の養分が海に流れ込んでいるから。ということは釣りにはサイコーな環境ってことだ。やっぱロッド持ってくりゃよかったか?明日のオプショナルツアーでちょっとだけ釣りするらしいので楽しみにしよう。子供達は久々の海に大はしゃぎ。東京は大雪かもしれないとの予報だって。なんかごめん。
さて、このホテルのビーチで一つやってみたいことがある。ホテルの情報を集めていた際にふとヨットのレンタルがある事をキャッチ。ホビーキャット(正確にはホビーウェーブ)というヨットがボートハウスのレンタルリストに並んでいるのを見つけていた。1時間75リンギット。激安だ。ただ、今日はもう時間も夕方だし、子供達も泳ぐのに夢中なので一緒に乗ってくれなさそう。なので明日オプショナルツアーから帰ってから乗ってみようかという腹づもり。ただ、数年ぶりのセーリングで、しかも乗ったことのないタイプの船。それにこの辺りの海域の状況もわからない。地図から見るとそれほど早い潮が流れるような雰囲気ではないが、かといって舐めてはいけないのが海ってやつ。そこで、事前にボートハウスに相談にいってみることにした。子供達をしばし奥さんに任せてボートハウスへ。誰もいなかったが、声を掛けると奥から係の男性が現れた。まずは明日の午後4時にホビーキャットを借りたいんだけど大丈夫かと尋ねる。すると、奥の方の別の男性に声を掛け、何やら会話した後大丈夫だという返答。久々なんだけど大丈夫かなって言ってみると、何やら奥の方とまた相談。そして、大丈夫だという。何が大丈夫なのかよくわからなかったが、大丈夫っていうなら大丈夫なんだろうと。じゃあ明日ねってことでボートハウスを後にした。子供達のところに戻ると、泳ぎ疲れて体もちょっと冷えたのか、子供達が砂場で遊び始める。じゃあ、ベンチで休もうよってことで、確保したベンチに戻る。

時刻は夕方の4時過ぎ。でも2時ぐらいの日の高さ。そういえば今朝7時にクアラルンプールに着いた時、真っ暗でびっくりした。確かにこれだけ経度が日本と離れているのに、1時間の時差ってちょっと短い気がする。日の入は午後7時半らしく、その時間帯にホテルの敷地の奥にあるタイレストランを予約済み。ということは5時すぎぐらいにビーチを引き上げ部屋に戻り、ちょっと休憩してから向かえば良さそう。もう少しビーチを楽しむことに。寝っ転がって眺める海は格別。これぞビーチリゾートですよ。砂遊びも楽しそう。そして気持ちよすぎてウトウト。少し眠ってしまった。ハワイほどカラッとしていないけど、グアムほど湿度を感じないので日陰にいると気持ち良い。東屋のトタン屋根もしっかり日差しを遮ってくれていて快適。
奥さんに起こされて、気づくと5時過ぎ。荷物をまとめてタオルを返して部屋に戻る。ビーチから歩いて五分。本当に便利な位置。シャワーを浴びてベランダに水着を干す。乾くかな?ハワイだと乾く。グアムだと一晩おいても乾かない。さてランカウイは?シャレーのアメニティーは申し分ない。冷蔵庫には有料のミニバーの他に無料の水が人数分ちゃんと入っている。ちなみに近くにコンビニ的なお店はなく、食事や飲み物はホテル内で調達するしかない模様。売店もそれほど充実している感じではなく、リゾートホテルとしては良し悪しでしょうか。ホテルの食事はそれほど高額でもないので費用的に痛いわけではないですが、スナックとか飲み物とかの売店があるとレストラン行くの面倒な時に助かります。特に子連れだとそのシチュエーションは多いかな。空港で買っとくべきなんだな。レストランの時間まで時間があるのでテレビを付けると何やら通販番組。あっ、それテレビ通販売るんですね。

5色セット。伸縮性が抜群でつけ心地が良いらしい。たとえ宗教的な意味合いの物でもファッション性は大事なんでしょう。
パーン・タイ・レストランはベルジャヤランカウイでも一番人気のレストランとのこと。
https://www.berjayahotel.com/ja/langkawi/dining/pahn-thai-restaurant.html
人気の秘密はサンセット。レストラン敷地のもっとも西から南側に突き出た桟橋の上に位置していて、海に静かに沈む夕日が大変美しいとのこと。そこでこちらにくる4日ほど前にホテルの総合問い合わせページからメッセージを送信。
https://www.berjayahotel.com/ja/langkawi/general-enquiry-form.html
拙い英語力をGoogle先生に補正していただ来ました。後世の為に送ったメッセージを公開しておきたいとおもいます。
件名
Reservation request PAHN-THAI RESTAURANT
本文
I would like to make the following reservation for dinner.
Number of persons: 4 (2 adults and 2 children)
Date: Feb 7th at 7pm non-smoking window side seat (If it's possible.)
We are going to check-in the day and stay 3days. If you don't have a table, I'd like to reserve next night.
Please confirm reservation by e-mail.
返信はこちら
Dear Mr. (my name)
Greetings from Berjaya Langkawi Resort!!
Thank you for choosing our restaurant for your dining experience,
We Will Make the Reservation as Below:
Date : 07 February 2019
Time : 7.00 PM
Venue : Pahn Thai Restaurant
No of Person : 2 adults + 2 Children
Guest Name : Mr. (my name)
Have a great day.
Thank you and kind regards,
結果的に余計だったのは「window side seat」のリクエスト。理由は後述。日没は19時30分との情報だったので、19時にリクエスト。レストランに行くにはカートを呼ぶはずなんだけど、呼び方をロビーで言われたのに忘れてしまった・・・まあ、一度ロビーまで歩いて、そこからカートに乗れば良いかということで、18時45分ごろに部屋を出る。5分ほどでロビーに到着。配車のおじさん(カウンターにはなんちゃらKioskって書いてあったんだけど思い出せない)にパーンタイレストランって伝えると、いつものように人数を聞かれて4人って答える。これで終了。が、呼び出しは行き先の部屋番号で呼ばれるのに、レストランに行く場合はどのように呼び出されるのだろう?辺りをキョロキョロしていると、ホーンタイレストランは「8888」(もしかしたら「9999」だったかも)とコールされるとの案内板を発見。程なくしてレストラン行きのカートが配車されました。ちなみにどこかのブログに混んでる時には多少強引に乗らないと乗れない的なことが書いてあったのですが、少なくとも今そんなことないです。しっかりとモニター掲示されて、順番にシステマティックな配車がされます。弱気な日本人には難しいみたいなことはないので安心してください。
カートは爆音を立てながらシャレーの立ち並ぶ海沿いの敷地を進む。風が気持ちいい。時折従業員がバイクの二人乗りですれちがう。アジアっぽい。カートは乗り合いで、途中のシャレーで人を降ろしたり、また人を載せたりして進み、最終的に3組ぐらいが一番奥のレストランの桟橋入口に到着。

ロケーション最高じゃないですか。これはテンション上がる。桟橋の両脇には海上シャレーが立ち並ぶ。本当はこの海上シャレーに泊まってみたかっただけど、家族4人だとダメみたい。フォレスト側の部屋しかリクエスト候補に出ません。まあオーシャンビューの部屋なのでそれはそれで満足。しかも海上シャレーになると、必然的にロビーから遠い部屋になりそうで、プールとか出るには面倒だったかも。それにしたってこの気持ちの良いロケーション。桟橋を進むとその突端にレストラン。

窓際をリクエストしてたけど、窓なんかどこにも無かった。全てがシーサイド。オープンエリア。
入口のお姉さんに予約した時の名前を伝えると席に案内された。西側の4人席。夕日がよく見える。すでに日は陰り始めていて海が赤い。飲み物と大人のコース料理と子供達に単品のご飯やフリットを頼んで、しばし夕日を堪能。間も無く日が沈む。奥さんも子供達も夕日の美しさに大喜び。

予約しておいたてよかった。数々の困難を乗り越えて遥か東南アジアの海に辿りつたご褒美ですな。料理は小粋なタイ料理。生春巻きやらなんやらの前菜に始まり、肉も魚も盛りだくさん。ライスもたっぷり。体に優しい感じの食べ物。結構ボリュームもある・・・かなりボリューミー。欧米人向けのレストランってことなんでしょうね。日も沈み、真っ赤な夕日から徐々にトワイライトな紫の世界。

美しいですな。そして日が暮れると無数の緑の光。漁船なのかな?結構レストランの近くまでやってきた船もいる。あとで調べたところによると、イカ漁の船らしい。日本と同じですね。光で寄せて漁をするらしい。エギとかやれんのかな。若干気になる。
すっかり日も暮れてお腹もいっぱい。デザートだけはちょっと良くわかんない甘さというか、甘くないデザートで、不味いというより意味わかんない感じだったのですが、お腹もいっぱいだったのでどうでも良いこと。チェックをお願いすると明細を持ってきてくれた。部屋番号とサインをして席を立つ。カートはどうやって呼べば良いのかわからなかったけど、入り口の受付のお姉さんに目を向けると、カートを呼んでありますって言っている気がした。いや、相変わらず訛りが良く聞き取れなかったんだけど、目がそう言っていたのでお礼を言って桟橋を戻る。桟橋の袂につくと私たち家族の他に2組のグループがカートを待っている模様。さらに暗くなったからなのか目の前の建物に警備員が配置されていた。セキュリティーも完璧ってことで、暗いながらも安心してカートを待てる。サービスの面でちょいちょい甘い対応はあるけど、南の島の高級リゾートとして必要にして十分なサービスはいきとどいている。日本人が少ないのは、どうしてなんでしょう。日本語話す人が少ないからか?
カートに乗って部屋に戻るとずいぶん眠くなってきた。と言いつつ、ケーブルテレビがスターウォーズシリーズをやっていて、この旅の間ずっとシリーズをみ続けることに。途中一つだけハプニング。明日のオプショナルツアーに向けて、モバイルバッテリーを充電しようとしたところ、変換器の設定を間違えたらしく、火花と共にブレーカーを落としてしまった。ブレーカーは部屋毎になっていたので片側はついたまま。電話してエレクトリックがダウンしたと伝えると、担当者をよこすと。すぐにきてくれてブレーカーを復旧。コンセントの口を見ると、そもそも変換器が必要なかった模様。ただ、怖かったのでお兄さんにちょっと帰るのを待ってもらい、彼の前で充電器を接続。今度はセーフ。大丈夫そうだと見届けて笑顔で帰っていった。素早い対応ありがとう。その後子供達と一緒にテレビを見ながら就寝。長い初日が終了。
2日目に続く
マレーシアに家族旅行に行ってきました。2月7日から5日間。前半ランカウイ等でビーチリゾートと自然観察を満喫し、後半はクアラルンプールでイスラム文化に触れる旅。こちらはそのランカウイ編。これから行かれる人の参考になる情報もなるべく載っけたいとおもいます。相変わらず長文です。暇なときにお付き合いください。まずは1日目です。

■マレーシア家族旅行ランカウイ編 目次
出発
夜8時TCATから羽田国際線ターミナルへ向かうリムジンバスの中で久々の緊張感。子供達をつれての海外旅行が4年ぶりグアム以来?それよりも私たち親がアジア圏の旅行が10年ぶりぐらい。欧米への旅行と比べるとトラブルは増えるので、子供達が小さいうちは避けていた。それをとうとう解禁したのは、まとまったマイルがたまっていたこともあるけど、なによりも長男の成長。10歳になり分別もついてきたころなので、ここらで日本や欧米がすべてじゃないってことを肌で感じ、好奇心を刺激してあげたい。ということで、いくつかのプランを奥さんが調べた結果、羽田発のANA便でマレーシア・クアラルンプールに行くこと決定。ただ、ずっとアジアの都心っていうのも面白くないので、マレーシア航空のフライトを予約し前半はランカウイにいくことにしたのが約1年前。その後年末にランカウイとクアラルンプールでのホテルを予約し、旅の日程を整え、とうとうこの日がやって来た次第。前日に荷物は何度もチェックしたにも関わらず、何かを忘れている感がぬぐえない。最低限パスポートと現金とクレジットカードと事前に印刷した飛行機・ホテルのバウチャーがあればどうにかなると言い聞かせて不安をぐっと胸にしまう。そんな両親の葛藤をよそに、子供達はテンションアゲアゲ。「まずはラウンジ行くでしょ。」だって。
リムジンバスは羽田到着後も国内線ターミナルをぐるぐると回り、21時にようやく国際線ターミナルに到着。羽田発クアラルンプール行きのフライトは深夜0時ちょっとすぎ。まだまだ時間はある。とりあえずANAのチェックインカウンターで荷物を預け、手荷物検査と出国審査を終えてセキュリティゾーンに到着。ここまではスムーズ。チョットだけ免税店をブラっとして奥さんがめぼしいものを物色。その後クレジットカードのラウンジに落ち着いて、奥さんはスマホでお得かどうかをチェック。子供達はジュース片手にゲームや音楽でリラックス。私はこの後の旅程をチェック。仕事から家に帰り着いたのは19時前で、1時間ほどで家をでたので荷物のチェックしかしていなかったので、先人のブログを確認しながら次の難関であるクアラルンプール空港でのランカウイ便への乗り換え方法を調べる・・・いまいちよくわからない・・・とここで奥さんからこの旅最初の問題の報告。事前に予約していたグローバルWiFiを受け取っていない!チーン・・・セキュリティゾーンは後戻りできないので受け取りはできない。韓国などのごく限られた国なら、現地空港受け取りに変更できるらしいが、マレーシアは当然無理。はぁ、こういうのが海外旅行の感覚が鈍ってる証拠。今まで一度も失敗したことないんですけどね・・・・奥さんが一応サポートセンターに電話したところ、返金はできないが、次回旅行に使えるバウチャーをくれるとのこと。1年以内って期限つきなので、我が家で使うことはなかろうけど、誰かにあげる機会はあるかもしれない。幸いバックアップ用にとSimフリーのWiFiルーターを1台もってきているので、こいつに現地でSimを買って入れると、とりあえず電波は確保できるはず。今どきの旅は電波があればどうにかなるよね。ちなみに一番のおすすめはスマホのSimロックを外しておいて、現地でSimを突っ込むこと。我が家はいろいろと制約があってやれないんですけど、今どきは各携帯会社で手続きができるようになっているので、必ずやっておいた方がよいです。ソフトバンクとか基本的には契約期間中にしかできない(解約後は対応機期間に制限あり)ので、このブログを読み終わる前にオンラインで手続きすることをお勧めします。「Simロック 解除 (携帯会社名)」で検索。現地でのSimの購入とセットの仕方はこの後のブログをどうぞ。あと、若干割高になるのですが、Amazonなら現地で使えるSimを売っていて、日本で購入してから向かうこともできます。
フライトの一時間前、奥さんは先ほど物色した化粧品は買いだという結論に達したらしく、先にラウンジをでる。と、ここで次の問題?発覚。パスポートとチケットを全部私が持っている。免税店での買い物は普通フライトチケットとパスポートの確認がなされることが多い・・・ちょっと遅れて子供達と一緒にラウンジをでる。で、奥さんに追いついてパスポートとチケットを渡す。で、購入・・・とはいかなかった。奥さんが購入したかったものは100ml以上の液体。すでにセキュリティゾーンの中なのでクアラルンプールまでは問題ないが、ランカウイ便への乗り換えの際に、セキュリティチェックで没収される可能性があるらしい。そういえばそんな話きいたことあるな。クアラルンプールで一度トランクを引き取って、再度預けることになっていれば、その際にトランクに突っ込むことで回避できるが、先ほどANAの受付の際に乗り換え便を聞かれて「マレーシア航空でランカウイ行きます」って伝えたら、「荷物を直送しますか?」って聞かれ、その方が圧倒的に乗り換えは楽なのでお願いし、そのおかげでマレーシア航空のチケット一緒に発券してもらったところ。まあ、ここは仕方がないとあきらめてもらいましょう。仮に事前にそのことを把握していたとしても、子供たちを連れてバタバタとしながら慣れない海外の空港で国際線を一度出て荷物を引き取り、再度国内線への乗り換え手続きをするという手間を省けることと、奥さんの化粧品が数千円安く変えることとを天秤にかけると、圧倒的に前者のほうが家族全体のメリットは大きいので。
ランカウへのフライト

フライト時間になりゲートに到着し、再度パスポートとチケットを提示して搭乗。しかし、羽田からのANA便で海外に飛ぶのは楽。成田をハブ&貨物用の空港として拡張しつつ、羽田の旅客向けの拡張が急がれます。ただ落下物の問題があるので、第二ターミナルの国際線受け入れと都心上空の飛行ルート解禁はどうなんでしょうねぇ・・・と、軽く東京の都市計画を考えていると飛行機は離陸。夜中のフライトなので、ドリンクを飲んだらすぐに就寝・・・できない。隣のでかいおじさんの腕があたる。なんか熱量がすごくって気持ち悪い。こんな暑くるしいおじさんが隣かぁ・・・とりあえずボヘミアン・ラプソディーでもみて気を紛らわすしかなさそう。
懐かしい楽曲の数々。高校生のころよく聴いたなー。最後のステージのシーンは圧巻。楽しー!いやー面白かった。さて、ようやくおじさんが寝た。若干腕は浸食しているが、これなら何とか・・・って今度はシートが倒れない。なんか引っ掛かってるのかなぁ・・・仕方ない。なるべく楽な体制をとりつつ、うつらうつらと映画を見ながら時が過ぎるのを待つ。ふと機内が明るくなり、アテンダントが朝食を配り始める。おそらく後2時間ぐらいで到着。適当に食事をとり映画を見続けていると、とうとう機体は着陸準備に入った。そしてほどなくランディング。クアラルンプール到着。さて、ここからが未知の世界。来たこともない国際空港で、やったこともない子供たちを連れての国内線の乗り換え。さらなる緊張が走る。
機体を降りると免税店が立ち並ぶターミナルに到着。現地時間の朝7時。次のランカウイまでのフライトは10時の予定。ところがところがボーディングタイムは9時と記載。えっ9時?おっかしーなー2時間しかない。ちょっと急ごう・・・が、乗り換えの方法がわからない。実は羽田で発券したチケットには次のランカウイ便のゲートについては記載がなかった。そこで、フライトボードのモニターでフライトナンバーのゲートを探してみたけれど、どこにもフライトがない。それに国内線への乗り換えなのでイミグレーションがあるはずなんだけど、そういう場所が見当たらない。どういうこと?次に乗るマレーシア航空の乗り換え便カウンターがあったので、聞いてみたけどいまいち要領を得ない。とりあえず行けと言われた方向に進んでみたが、免税店がならんでいるだけ。どういうこと?もう一度マレーシア航空人に聞いてみる。すると今度は少し意味が分かって、「ここは国際線ターミナルで国内線はここではない。AオーBの方向にいきなさい」と言っている。するとあった「A/B」の看板。AorBって言っていたのね。で、そこへはモノレールに乗るらしい。そう言えば確かにモノレールに乗るって他のブログにも書いてあったような気がする。ただ、そのモノレールの乗り場がホームドアになっていて、ぱっと見はただの通路に見えてわからなかった。確かに通路の壁と思っていたガラスの向こうをよく見ると、モノレールの到着場所らしき空間が見える。なるほどね。で、ほどなくその場所で待っているとモノレールが到着。とりあえず乗り込む。ほんとにこれでいいんだよなぁと奥さんと話しながら次のターミナルで降りる。子供たちは朝早くて眠そう。ごめんね。ゲート見つけたら寝ていいからね。
モノレールを降りると、「AB」はこっちという看板は続いている。おそらくAゲートまたはBゲートはこっちってことだろう。ようやく仕組みが飲み込めてきた。天井の矢印に導かれてついた先は・・・あった!国内線乗り換え用のイミグレーションゲート。朝早くで利用者は少ないらしく、ひっそりとしている。人の流れがなかったのではじめてだとわかりにくい。地球の歩き方にも地図書いてあるけど、あれ意味わかんないよね。アプリとかにならないのかなぁ・・・
取り合えず私と息子、奥さんと娘の二組に分かれてゲートを通過。大人は顔写真と指紋をとり、子供はパスポートを確認するだけで通過した。そしてすぐに国内線としての手荷物検査。そこを通過して荷物を受け取っていると、「日本のかたですよね?」と20代ぐらいの女の子から話しかけられた。「すぐにのりかえなんですけど、よくわからなくって・・・」とのこと。どうやら、旅慣れた日本人とおもったらしい。確かにこんな季節外れの時期に子連れの家族なんて、旅慣れている感じするよね。ただ、残念ながらこちらもクアラルンプールは初めて。ただ、若干の経験値はある。こういう時はわかるまで聞けばいいのさ。久々のアジアンイングリッシュで彼らの発音の癖がまだ耳になじんでないけど、いや、そもそも英語そんなにできないけど、聞けばどうにかなるんだよ。ってことで、「一緒に行きましょう」と家族と女の子をつれてマレーシア航空のカウンターに突撃。まずは我が家のチケットを渡して「このチケットはどこのゲート?」とつたない英語できいてみる。するとグランドホステスの女子がカタカタと端末を叩いて、ゲートと方向を教えてくれた。「じゃあこっちのチケットは?」女の子から借りたチケットを渡す。帰ってきた答えは私たちの隣のゲート。よかった。じゃあいっしょに出発だ。ゲートに向かう道すがら彼女の旅の目的を聞いてみる。どうやらジョホールバルにいる友達を訪ねて一人で出発した模様。彼女の旅慣れていない感じから、若い女の子の一人旅を若干心配したんだけど、現地の友達がジョホールバルに居るのであれば、この国内線に乗れさえすれば安心。気を付けていってらっしゃい。

さて、こちらもゲートに到着。が、待合室まえのゲートは開いてない。モニターでは9時に開くという案内。なんだやっぱり9時じゃないじゃん。このチケットのボーディングタイムってどういうこと?とりあえず子供たちを近くのベンチに休ませる。後で調べたところボーディングタイムは搭乗時間ではなく、搭乗前の待合室のゲートが空く時間らしい。で、その時間からおおよそ30分まえぐらいから日本でいう搭乗が始まって、1時間後に出発。つまり10時の出発ってことで正解。ただ、これを知ったのはずいぶん後の話。
さて、一息ついて奥さんと相談し、次の旅の課題解決に乗り出す。羽田で確保できなかった電波の確保。Simを買いたい。子供たちは眠そうなので、奥さんとともに休ませて私一人でSim探索に出発。どっかにあるだろーって思ったけど・・・みつからない。うーん国際線ターミナルでゲットすべきだったか?でもイミグレってるから今更戻るすべがない。結局朝ごはんとしてクリスピークリームのドーナツを買って無念の帰還。ドーナツは日本よりやや安ってかんじ。ちなみに現地通貨のリンギットは日本で奥さんが事前に通販的な方法で3万円分を両替済み。このレートは送料考えてもまあまあ優良なレートで、市中で両替するレートと比べてもそこまで悪くない。空港や市中でもいまいちなレートの場所に比べるとリーズナブルでさえある。取り合えず市中まで出る現地通貨を入手しておくにはお勧めの方法らしい。
Simの件はしかたないなぁ。空港のフリーWiFiは速くはないものの、使えないこともなかったのでいったんそれで検索したところ、ランカウイ空港でゲットできるらしい。よし、それでいこう。子供たちとドーナツを食べながら、トロ目のWiFiでランカウイ空港の情報をチェック。さすがにリゾートアイランドの小さな空港なので、次はスムーズにこなせそう。
ほどなくしてゲートが空き、待合エリアへ侵入。そこで30分ほど待機。その際に客層を確認。日本人らしき家族は皆無。そりゃそうか。日本は特に休みのシーズンでもない。春節直後ということで中国人の親子三世代が目立つ。それと欧米人のカップル。それに東南アジア系の夫婦。ランカウイについてからタクシードライバーに聞いた話では、春節中は学校が休みなんだって。へー知らなかった。イスラム圏の国なので、華僑の影響をそこまで受けてるとは思っていなかったんだけど、やっぱり強いんだねぇ。そんなヒューマンウォッチングをやりつつ、子供たちのトランプを眺めていると、ようやくここで搭乗開始。機内にのり、シートベルトを締め、離陸して、水平飛行に入り、ジュースを配られ、飲み終えると着陸。いや、本当にそんな感じであっという間。なんせ1時間にも満たないフライト。羽田から鹿児島に行く方が長い。
ランカウイ到着!ホテルへ

とうとう到着。ランカウイ。地方空港で降りがちなタラップを降りるとそこは常夏の国でした。グアムっぽい?いや、なんというか・・・うーん、なぜか来たことある感じ。これさ、夏の鹿児島じゃない?いや、真夏の鹿児島よりちょっと涼しい。ほー、これがランカウイですか。なかなかなじみ深い感覚。なんか住めるな、おれ、ここだったら。
そんな不思議な感覚を抱えながら、空港の荷物をピックアップで待機。いやーやっぱり疲れた。日本を出ておおよそ10時間。子供達もよく頑張った。乗り継ぎがあると手荷物が出てくるまでちょっと不安。なんせ10時間見てないからね。周りを見渡すと、なにやら小さいカウンターがずらりと並んでいる。なんだろう。Sim売ってる?って感じでもない。荷物が出てきた。3つちゃんとある。ピックアップして到着エリアをでるところで、なにやら荷物の検査場がある。出る時もなの?ちなみに全員が申告する税関とかの申告書類はない。目の前の中華な一行の手荷物検査が始まる。おぉじゃあ私たちもなのか?と、職員らしき男が私の手のパスポートをみて、そのまま行けと手ぶりで教える。必要ないらしい。英語の案内板があったけど、よく見なかったので仕組みがわかりませんでした。国際線の直行便が到着する空港かつユネスコの世界ジオパークにも登録されてる島なので、なんか持ち込み物のチェックがあるんでしょね。
到着のセキュリティーゲートを抜けると、お店が立ち並ぶロビーエリアに到着。ちなみにランカウイは島全体が免税エリア。つまり町全体が免税店です。ただ、すでに子供達も疲れが見えるので、なるはやでホテルに向かいます。おっと、Simだけはゲットしなきゃ。マレーシアのキャリアはいくつかあって、それぞれSimは買えるのですが、一週間程度の短期滞在であればDigiというキャリアの旅行者向けのプランがちょうどよさそう。到着のセキュリティーゲートを抜けてそのまままっすぐ進むと左手にトイレがあり、さらにまっすぐ進むと正面からちょっと通路を右側に折れたところに3つのキャリアの小さなカウンターがまとまって配置されてました。Digiあった。カウンターの女の子にSim?って聞くと、テーブルの上のプランを出してくる。滞在期間はどれくらいって聞かれたので5日間だよって答えると、一番軽いパックを勧められました。全体20Gの通信と書いてありますが、どうやら特定アプリ(LINEやFaceBookなどのSNS系とGoogleMapとか、旅行者がよく使うやつ)が20Gまでで、それ以外は2Gぐらいしか枠がないらしい。それで900円ぐらい。うーんちょっと足りない?まあ、足りなかったらまた買えばいっか。ホテルにもWiFiあるだろうしね。
じゃあそのプランでお願いっていったら、Simをだしてきて枠のカードから外してくれた。それを手持ちのWiFiルーターにセットする。ちなみデュアルSimのモデルなので、日本のSimははずす必要がない。便利。Simを認識したらAPNのPin番号を入力。ちなみにAPNは?って聞いたら、パスワードはこれですって、Simが入っていた紙の番号を指さしてきた。パスワードって言われると、若干紛らわしい。Pinのほかにパスワードが必要になることがある。って、普通の人ならパスワードの方が通じるんだろうね。ちなみにiPhoneとかだとカウンターの女の子がSimの入れ替えと設定をしてくれる。後から来た中国人はやってもらってた。設定を終えて手持ちのiPhoneからWiFiをつないでみると、ポコポコとアプリの通知が飛び込んできた。オッケー、つながった。お金を払って、これで全部?ってきくと、OKと帰ってきたので、ありがとうとお礼を言いカウンターを離れた。
よし、タクシーでホテルだ。タクシー乗り場は案内の看板があって、到着のゲートをまっすぐ進んで、Simのカウンターを見つけた十字路の左手奥に発見。こちらも小さなカウンターとそのまわりに3人ほどおじさんが座っている。事前調査では空港から主要なホテルへのタクシーは定額のチケット制とのこと。きっとカウンターがタクシーサービスのカウンターなんだろうとあたりをつけて話しかけると、正解だったようでどこのホテルか聞かれた。ベルジャヤランカウイっていう発音には自信が持てなかったので、ホテルのバウチャーを見せると、30リンギットぐらいのことをいわれた。現金のみの模様。お金を払うと手書きのチケットを書いて、そのチケットが隣に座っていたおじさんに手渡された。どうやらこのおじさんがドライバーの模様。身振りでついて来いって言われたので、後に続いて空港をでて、前に止まっていたタクシーを指さされた。トランクを開けてくれたので荷物を放り込んで車に乗り込む。そして出発。一応GoogleMapを開いて進行方向を確認。うん、おおよそホテル方面に向かってる。外の景色は本当に鹿児島っぽい。大きなシダ類(たぶんソテツ)が若干多めではあるんだけど、植物が作る景観とか空気というか匂いというか・・・鹿児島っぽいんだよなぁ。
タクシーに乗って10分ほど進むと、車は市街地を抜けて海岸線の森の中を進む。あっサルだ!小さなサルの群れが道路端で遊んでいる。日本猿よりちょっと小さめの可愛いお猿さん。先人のブログにあるのはこれか。そんなサルがたくさんの鹿児島ちっくな森の中をさらに10分ほど進んだところで、駐車場がたくさんあるレジャー施設的な雰囲気のところにきた、その先にホテルの看板を発見。どうやら到着したらしい。海外のホテルにありがちなスピードを落とさせる為の凸凹をいくつも乗り越え、とうとうホテルの車止めに到着。トランクから荷物を降ろし、ドライバーに別れを告げた。途中の会話はあまりなかったけど、丁寧で気持ちの良いドライバーだった。観光地のタクシードライバーとしてのホスピタリティは十分。日本から来たの?って聞かれたので、どうやら中国人と日本人の違いはわかるらしい。そのあたりはグアムやホノルルとかとは違う。まあ別に間違われたってどうってことは無いんだけど。たまに中国語で話しかけられて、何言ってるかわかんなくって英語で聞き返すとびっくりされる事故が減るくらい。向こうもびっくりして言葉が出ずに、ソ、ソーリーみたいな両者苦笑いの事故。あんまり多いとちょっと居心地悪い。そんな思いを抱かざる得ないのは、ホテルのロビーが春節モード全開だから。赤いなぁー、真っ赤だな。ここまで中華文化が根強いとは思わなかった。確かにロビーには中華系の顔が半分ぐらいか?ただ、その他の女性の大半はイスラムの女性アイコンともいうべきヒジャブで髪の毛を覆っている。そこは完全完璧なイスラム文化の香り。複雑な文化の融合が常夏のリゾートホテルのロビーに集約。なんてことは一旦ほっといて、とにかく疲れた。子供達もようやくたどり着いたホテルにウキウキ。とりあえずチェックインしたいな。
荷物をベルサービスに預けて、チェックインカウンターへ。このベルジャヤランカウイはエクスペディアで予約。正直ホテルの公式HPとの差はあまりなかったんだけど、若干安かった。おそらくレート計算の誤差のレベル。日本で印刷してきたバウチャーをフロントに渡す。この辺りスマホのスクショと会話でどうにかできるって話もあるけど、トラブルが少ないのは印刷物。間違いがないし、対応する相手も絶対スムーズなんだよね。バウチャーの紙を見て端末を操作しながら、何やら話してくる。デポジットやら外国人向けの観光税やらの説明を受けてる模様。実はこの段階でもこちらの英語に慣れていなくって、聞き取れない単語が多い。なんだろう。サ行とハ行の発音が聞き取りにくいのかな?抑揚も薄くって、疑問文さえも途中で聞き逃す始末。ただ、色々言った挙句「支払いは?」って聞かれたので、とりあえずクレジットカードを渡す。「オッケー、クレジットカードね」ってな具合で端末を操作してあらかたの処理を完了した模様。ところがここで、「オッケー、部屋は2時にチェックインできますよ」だって。えっそれ先に言うことじゃねぇ?いや言ってたのかも。おぉーそーですか。まだまだ時間があるってことね。「とりあえずウェルカムドリンクのチケットあげる」ってことで、もらったチケットを持ってロビーのラウンジへ行く。カウンターの人にチケットを渡すと、好きなところに座ってみたいなことを言われた(はず)。特に選べるメニューとかは無いらしい。程なくして甘めのフルーティーなドリンクが運ばれてきた。

さて、3時間ぐらいあるね。どうしよう。街に行くこともできるけど、結構子供達も疲れてるし・・・いや、大人も疲れてる。ランチして適当に待つしか無いかなと言うことになり、ネットでホテル内のレストランを物色。夜はタイ料理のレストランを予約してあるので、それ以外で。やっぱりマレーシア的な料理を口にしたい。ロビーからビーチへ一段下ったところにあるレストランでアジアアンなメニューがありそう。ちょうどウェルカムドリンクを飲んでいるところから下を覗くとそのレストランの様子。まだ少しランチには早い時間なので、お客さんは3組ほどでまばら。いいんじゃ無い。よし腹ごしらえだ。
ランチを食べてプールへ

レストランにつくとウェイトレスから人数を聞かれて、一番ビーチ側の眺めの良さそうな席はどうかと聞かれる。うん、気持ち良さそう。席に着くとメニューが渡される。おぉあるねあるね。ミーゴレン、ナシゴレン、サテー。はい、俺ミーゴレンに決定。奥さんナシゴレン。子供達はハンバーガーと魚のフリット。飲み物はコーラやジンジャーエールをそれぞれ適当に。まずは飲み物が運ばれてきた。グラスに氷それと缶。

たとえ高級レストランと言えど、コーラやジンジャーエールのソフトドリンクは缶とグラスで運ばれてくるスタイルが普通でした。高級レストランで缶が出てくるのは日本人的にはちょっと違和感ありますけど、この後もずっとこのスタイルだったので、あっという間に慣れました。お料理はなかなかの本格的なアジアンなお味って、当たり前か。

特にミーゴレンが日本では食した事が無い風味。何だろう?ソースの他に魚粉みたいな風味がしてる。これが本場の味なのだろうか?わからないけど、美味しいからいっか。ダブルスープ系のつけ麺に魚粉を足す感覚と同じということにしよう。知らない間に世界的に魚粉が流行ってたのかも。

ナシゴレンのプレートの脇にはサテーが付いてた。いわゆる東南アジア風の焼き鳥。ナッツ系の甘いタレで焼いてある模様。どれもこれも上手い。強いていうならば魚のフリットがちょっと。もう少しカラッと揚げてもらいたいぐらいかな。時間はあるのでゆっくり食事。
さて、食事を終えてチェックイーン・・・にはまだ時間がある。子供達は仕切りに泳ぎたいと訴えるが、どうしようもない。みんなでソファーでゆっくりと・・・しているうちにちょっと眠った。起こされると3時ちょっと前。部屋空いてないかなぁと思って聞いてみると、チェックインできるって。やったー。そして何故か2つの部屋のキーを二つとWiFiのログインパスワードをくれた。そしてWiFiのIDは二つの部屋のうちのこちらの部屋の番号だという。部屋は一つのはずなんだけど・・・ただ、バウチャーはわたしてるしな。まさか間違いってことはないでしょう。行けばわかるさ。迷わず行けよ。ベルジャヤランカウイの部屋は全てシャレーというコテージ風の建物。敷地は広大で部屋に向かうには専用ドライバーのカートに乗っていく。ロビーからカートに乗る方法はベルカウンターの隣のカウンターで部屋番号を告げる。How many people?と聞かれるので、人数を答えるとオッケー。カートは次々とロビー前のロータリーに入ってくる。カートには「B10」とか番号が貼ってある。すると、カート待ちしている場所の上に掲げてあるモニターに「B10 (部屋番号)」の表示がされ音声も流れる。自分の部屋が呼ばれたら、その番号のカートに乗り込むと部屋に行く仕組み。ちなみに私たちがチェックインして後ろを振り向くと、すでにベルボーイが待ち構えていて、荷物はどれかと聞いてきたので、荷物を指差して伝え、さらに部屋はと聞かれたのでキーのカードを見せると、すぐさまカートの担当者に伝えてくれて、空いていたカートに直ぐに乗り込む事ができました。私たちと荷物を乗せて走り出すとディズニーランドにはなくなってしまった、あのカートを彷彿とさせるサウンド。なんか田舎を思い出す。そしてカートは敷地を進む・・・と、結構手前で止まった。ロビーから歩いて五分ぐらいのところかな。結構近いところだった。これならプールとか歩いて行っても良さそう。
カートの運転手が荷物を運んで二つの鍵の謎はシャレーに到着すると解決した。シャレーは2部屋で一棟になっていて、一部屋は二人部屋になっている。我が家は4人なので2部屋一棟が割り当てられていて、部屋はコネクティングルームのように一番奥の扉で繋がっていました。当然のことながら部屋は全く同じ作りで、バスルーム、トイレが二つ使えるのは便利。一つだけ問題だったのは、それぞれの部屋の入り口にキーホルダーのカードを差し込むと部屋の電気が使えるという、ホテルではよくあるシステムになっているんだけど、片側の部屋の電気がうまくつかない。どうやらカードが薄すぎて差し込んだ時に電力を使えるようにするスイッチがうまく働かないらしい。仕方ないので、鍵の部分の先っぽもねじ込むとうまくスイッチが入った。変えてもらうのは面倒なので、これで過ごすことにする。なんか昔もこういうことあったなぁ。どこのホテルだったか忘れたけど。さあ、水着に着替えてプールだー。


子供達は待ちに待ったプール。水着に着替えてシュノーケルの道具を持ってプールに向かう。タオルバーでタオルを借りたいと伝えると、名前と部屋番号と枚数を書いてとのこと。それを書くとタオルをくれた。返すときは自分の書いたサイン欄を伝えると係員によって枚数がチェックされる仕組み。ハワイやグアムの高級ホテルだとそこまでチェックされたことないんだけど、やっぱりそういうところはアジアです。チェックしないと無くなるんだろうね。子供達はプールへドボン。私と奥さんはプールサイドのテーブルでゆっくりと過ごす。スムージーを売っていたので購入。

500円ぐらいだったかな?美味しい。子供達は楽しそう。パパも一緒に入ろうとしきりに誘うので、一緒に泳ぐことに。おーっと場所によっては結構深い。私も呼吸がギリギリってところがある。あーでも気持ちいいね。客層は欧米系、東南アジア系、中華系でおおよそ3分の1ずつって感じかな。若干中華系が多いか?日本人は私たちだけの模様。ちなみにホテルの従業員にもジャパニーズスピーカーは一人も配置されていなかった。逆に中国語の担当者は若干名いる模様。流石にそれなりの値段のホテルなので、あまりガサツな感じの中国の方はいらっしゃらない。春節期間ということもあってか、三世代で訪れている人たちが目に付く。
ビーチは極楽

プールを一通り楽しんだので、次はビーチに行ってみようということに。プールから少し下ったところにボートハウスとプライベートビーチ。ビーチには東屋が転々とあって、ベンチも完備。リゾートってこういうこと。そして、ビーチの端ではサルがチョロチョロ。小さなサルなのでそれほど怖くはないけど、食べ物あったら持っていかれちゃいそう。ビーチの奥の方に空いてるベンチを見つけたのでタオルを敷いて寝っ転がる。気持ちいい。が、子供達が海で泳ごうというので、シュノーケルを持って海へ。水の透明度はあんまりない。そこは事前情報通りです。透明度を求めるならば1時間ほど離れた離島にホッピングすると良いらしいけど、結構人が多いらしいので今回はパス。ちなみに透明度を求めるならば、天草の南部や鹿児島北部の長島とかで十分。実家から1時間で行ける。あぁやっぱりここは夏の南九州なんだね。透明度は低いけど海には小魚が泳いでいて、大群に出くわすと手で救えそうなほど。豊かな証拠。おそらく透明度があまりないのは、森の養分が海に流れ込んでいるから。ということは釣りにはサイコーな環境ってことだ。やっぱロッド持ってくりゃよかったか?明日のオプショナルツアーでちょっとだけ釣りするらしいので楽しみにしよう。子供達は久々の海に大はしゃぎ。東京は大雪かもしれないとの予報だって。なんかごめん。
さて、このホテルのビーチで一つやってみたいことがある。ホテルの情報を集めていた際にふとヨットのレンタルがある事をキャッチ。ホビーキャット(正確にはホビーウェーブ)というヨットがボートハウスのレンタルリストに並んでいるのを見つけていた。1時間75リンギット。激安だ。ただ、今日はもう時間も夕方だし、子供達も泳ぐのに夢中なので一緒に乗ってくれなさそう。なので明日オプショナルツアーから帰ってから乗ってみようかという腹づもり。ただ、数年ぶりのセーリングで、しかも乗ったことのないタイプの船。それにこの辺りの海域の状況もわからない。地図から見るとそれほど早い潮が流れるような雰囲気ではないが、かといって舐めてはいけないのが海ってやつ。そこで、事前にボートハウスに相談にいってみることにした。子供達をしばし奥さんに任せてボートハウスへ。誰もいなかったが、声を掛けると奥から係の男性が現れた。まずは明日の午後4時にホビーキャットを借りたいんだけど大丈夫かと尋ねる。すると、奥の方の別の男性に声を掛け、何やら会話した後大丈夫だという返答。久々なんだけど大丈夫かなって言ってみると、何やら奥の方とまた相談。そして、大丈夫だという。何が大丈夫なのかよくわからなかったが、大丈夫っていうなら大丈夫なんだろうと。じゃあ明日ねってことでボートハウスを後にした。子供達のところに戻ると、泳ぎ疲れて体もちょっと冷えたのか、子供達が砂場で遊び始める。じゃあ、ベンチで休もうよってことで、確保したベンチに戻る。

時刻は夕方の4時過ぎ。でも2時ぐらいの日の高さ。そういえば今朝7時にクアラルンプールに着いた時、真っ暗でびっくりした。確かにこれだけ経度が日本と離れているのに、1時間の時差ってちょっと短い気がする。日の入は午後7時半らしく、その時間帯にホテルの敷地の奥にあるタイレストランを予約済み。ということは5時すぎぐらいにビーチを引き上げ部屋に戻り、ちょっと休憩してから向かえば良さそう。もう少しビーチを楽しむことに。寝っ転がって眺める海は格別。これぞビーチリゾートですよ。砂遊びも楽しそう。そして気持ちよすぎてウトウト。少し眠ってしまった。ハワイほどカラッとしていないけど、グアムほど湿度を感じないので日陰にいると気持ち良い。東屋のトタン屋根もしっかり日差しを遮ってくれていて快適。
奥さんに起こされて、気づくと5時過ぎ。荷物をまとめてタオルを返して部屋に戻る。ビーチから歩いて五分。本当に便利な位置。シャワーを浴びてベランダに水着を干す。乾くかな?ハワイだと乾く。グアムだと一晩おいても乾かない。さてランカウイは?シャレーのアメニティーは申し分ない。冷蔵庫には有料のミニバーの他に無料の水が人数分ちゃんと入っている。ちなみに近くにコンビニ的なお店はなく、食事や飲み物はホテル内で調達するしかない模様。売店もそれほど充実している感じではなく、リゾートホテルとしては良し悪しでしょうか。ホテルの食事はそれほど高額でもないので費用的に痛いわけではないですが、スナックとか飲み物とかの売店があるとレストラン行くの面倒な時に助かります。特に子連れだとそのシチュエーションは多いかな。空港で買っとくべきなんだな。レストランの時間まで時間があるのでテレビを付けると何やら通販番組。あっ、それテレビ通販売るんですね。

5色セット。伸縮性が抜群でつけ心地が良いらしい。たとえ宗教的な意味合いの物でもファッション性は大事なんでしょう。
至福のサンセットディナー
パーン・タイ・レストランはベルジャヤランカウイでも一番人気のレストランとのこと。
https://www.berjayahotel.com/ja/langkawi/dining/pahn-thai-restaurant.html
人気の秘密はサンセット。レストラン敷地のもっとも西から南側に突き出た桟橋の上に位置していて、海に静かに沈む夕日が大変美しいとのこと。そこでこちらにくる4日ほど前にホテルの総合問い合わせページからメッセージを送信。
https://www.berjayahotel.com/ja/langkawi/general-enquiry-form.html
拙い英語力をGoogle先生に補正していただ来ました。後世の為に送ったメッセージを公開しておきたいとおもいます。
件名
Reservation request PAHN-THAI RESTAURANT
本文
I would like to make the following reservation for dinner.
Number of persons: 4 (2 adults and 2 children)
Date: Feb 7th at 7pm non-smoking window side seat (If it's possible.)
We are going to check-in the day and stay 3days. If you don't have a table, I'd like to reserve next night.
Please confirm reservation by e-mail.
返信はこちら
Dear Mr. (my name)
Greetings from Berjaya Langkawi Resort!!
Thank you for choosing our restaurant for your dining experience,
We Will Make the Reservation as Below:
Date : 07 February 2019
Time : 7.00 PM
Venue : Pahn Thai Restaurant
No of Person : 2 adults + 2 Children
Guest Name : Mr. (my name)
Have a great day.
Thank you and kind regards,
結果的に余計だったのは「window side seat」のリクエスト。理由は後述。日没は19時30分との情報だったので、19時にリクエスト。レストランに行くにはカートを呼ぶはずなんだけど、呼び方をロビーで言われたのに忘れてしまった・・・まあ、一度ロビーまで歩いて、そこからカートに乗れば良いかということで、18時45分ごろに部屋を出る。5分ほどでロビーに到着。配車のおじさん(カウンターにはなんちゃらKioskって書いてあったんだけど思い出せない)にパーンタイレストランって伝えると、いつものように人数を聞かれて4人って答える。これで終了。が、呼び出しは行き先の部屋番号で呼ばれるのに、レストランに行く場合はどのように呼び出されるのだろう?辺りをキョロキョロしていると、ホーンタイレストランは「8888」(もしかしたら「9999」だったかも)とコールされるとの案内板を発見。程なくしてレストラン行きのカートが配車されました。ちなみにどこかのブログに混んでる時には多少強引に乗らないと乗れない的なことが書いてあったのですが、少なくとも今そんなことないです。しっかりとモニター掲示されて、順番にシステマティックな配車がされます。弱気な日本人には難しいみたいなことはないので安心してください。
カートは爆音を立てながらシャレーの立ち並ぶ海沿いの敷地を進む。風が気持ちいい。時折従業員がバイクの二人乗りですれちがう。アジアっぽい。カートは乗り合いで、途中のシャレーで人を降ろしたり、また人を載せたりして進み、最終的に3組ぐらいが一番奥のレストランの桟橋入口に到着。

ロケーション最高じゃないですか。これはテンション上がる。桟橋の両脇には海上シャレーが立ち並ぶ。本当はこの海上シャレーに泊まってみたかっただけど、家族4人だとダメみたい。フォレスト側の部屋しかリクエスト候補に出ません。まあオーシャンビューの部屋なのでそれはそれで満足。しかも海上シャレーになると、必然的にロビーから遠い部屋になりそうで、プールとか出るには面倒だったかも。それにしたってこの気持ちの良いロケーション。桟橋を進むとその突端にレストラン。

窓際をリクエストしてたけど、窓なんかどこにも無かった。全てがシーサイド。オープンエリア。
入口のお姉さんに予約した時の名前を伝えると席に案内された。西側の4人席。夕日がよく見える。すでに日は陰り始めていて海が赤い。飲み物と大人のコース料理と子供達に単品のご飯やフリットを頼んで、しばし夕日を堪能。間も無く日が沈む。奥さんも子供達も夕日の美しさに大喜び。

予約しておいたてよかった。数々の困難を乗り越えて遥か東南アジアの海に辿りつたご褒美ですな。料理は小粋なタイ料理。生春巻きやらなんやらの前菜に始まり、肉も魚も盛りだくさん。ライスもたっぷり。体に優しい感じの食べ物。結構ボリュームもある・・・かなりボリューミー。欧米人向けのレストランってことなんでしょうね。日も沈み、真っ赤な夕日から徐々にトワイライトな紫の世界。

美しいですな。そして日が暮れると無数の緑の光。漁船なのかな?結構レストランの近くまでやってきた船もいる。あとで調べたところによると、イカ漁の船らしい。日本と同じですね。光で寄せて漁をするらしい。エギとかやれんのかな。若干気になる。
すっかり日も暮れてお腹もいっぱい。デザートだけはちょっと良くわかんない甘さというか、甘くないデザートで、不味いというより意味わかんない感じだったのですが、お腹もいっぱいだったのでどうでも良いこと。チェックをお願いすると明細を持ってきてくれた。部屋番号とサインをして席を立つ。カートはどうやって呼べば良いのかわからなかったけど、入り口の受付のお姉さんに目を向けると、カートを呼んでありますって言っている気がした。いや、相変わらず訛りが良く聞き取れなかったんだけど、目がそう言っていたのでお礼を言って桟橋を戻る。桟橋の袂につくと私たち家族の他に2組のグループがカートを待っている模様。さらに暗くなったからなのか目の前の建物に警備員が配置されていた。セキュリティーも完璧ってことで、暗いながらも安心してカートを待てる。サービスの面でちょいちょい甘い対応はあるけど、南の島の高級リゾートとして必要にして十分なサービスはいきとどいている。日本人が少ないのは、どうしてなんでしょう。日本語話す人が少ないからか?
カートに乗って部屋に戻るとずいぶん眠くなってきた。と言いつつ、ケーブルテレビがスターウォーズシリーズをやっていて、この旅の間ずっとシリーズをみ続けることに。途中一つだけハプニング。明日のオプショナルツアーに向けて、モバイルバッテリーを充電しようとしたところ、変換器の設定を間違えたらしく、火花と共にブレーカーを落としてしまった。ブレーカーは部屋毎になっていたので片側はついたまま。電話してエレクトリックがダウンしたと伝えると、担当者をよこすと。すぐにきてくれてブレーカーを復旧。コンセントの口を見ると、そもそも変換器が必要なかった模様。ただ、怖かったのでお兄さんにちょっと帰るのを待ってもらい、彼の前で充電器を接続。今度はセーフ。大丈夫そうだと見届けて笑顔で帰っていった。素早い対応ありがとう。その後子供達と一緒にテレビを見ながら就寝。長い初日が終了。
2日目に続く
Posted by ミリオンバレー at 03:24│Comments(0)
│家族旅行