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2016年10月26日

秋の隅田川で痛恨の2バラシのリベンジ(東京湾奥シーバスフィッシング)

あの失敗から2週間。仕留め損なったシーバス。

なぜ私はあの時エラ洗いをさせてしまったのか?
なぜ私はあの時合わせをもっとしっかり入れておかなかったのか?
そんな自問自答の日々をつらつらと続けてみた。
フレッシュな魚は入ってきてる。
しかし、日が立つとハイプレッシャーの隅田川でバシバシ叩かれてあっという間にスレていく。

ある日ふとあの場所を通りかかると、若者たちがバシバシ橋脚を叩いてる。
あーそんな派手にずっと叩いたら釣れなくなるじゃん。
みんなで優しく攻めようよ。
そうすりゃ沢山の人が楽しめるじゃん。
と言っても若いから楽しいんだよね。もう投げるだけで楽しい。そして貪欲に取りたい。
わかるよ。俺だって貪欲に取りたいもん。
やり方は違うけどさ・・・とかって思った次の日の早朝・・・貪欲に行こうか。

午前3時にベットを抜け出し、同じ橋脚についたのは3時半。
状況は・・・悪い。ベイトの気配がない。
しかもつい2~3時間前まで叩かれまくったことだろう。
丁度干潮ぐらい。でも潮は弱めの日だから、5時前ぐらいまで下流へ程々に流れるかな。
流れをイメージして3投程ワームを静かに通す。

異常なし。

流れが弱い。これじゃベイトも散ってるし、口も使わないか。
早々にあきらめてテクトロしながら下流へ。
ローリングベイトの動きを確かめながらテクテクあるく。
よく釣れるらしいけど、他のルアーの習得を優先してて、たどり着いていなかったロリベ。
ふと3ヶ月前に田舎で情報収取するために釣具屋に入り、対価として購入。
Amazonでなんでも揃う世の中で、田舎の釣具屋は情報が最後の砦。しっかり対価は払わなきゃ。
そんなロリベになんとなく出番が来たのではないかと思い投入。
潮の流れがイマイチなので、より早い流れを求めて川幅が少し狭い橋脚を目指す。
たどり着くとベイト多数。あきらかにいい感じ。流れも程よい。
有名ポイント(隅田川に有名じゃないところってあるんですかね?)なので叩かれてはいるだろうけど、この状況なら可能性あり。
まずは流れのあたる川上の明暗を通す。

異常なし。

といっても、居ないはずは無さそうな雰囲気。
何が違うんだろう?と考えながら、別の角度で明暗を通しながら周りを見渡す。
強くない流れ。ベイトが川上に向かってゆっくりと泳いでる。川下から入ってくるベイトか・・・その時!
人気のない川下側の明暗付近でベイトがザワッと。
そちらでしたか。

かなり岸に近い。
キャストするには橋が低いし、ダウンクロスをきれいに通す自信もない。
出した答えはテクトロ。
まだバイトさせたことのない色のワームをセットしながら、目的のポイントの川下側へ20メートルほど通り過ぎ、静かにワームを落とす。
ワームが浮きすぎないように、そっと歩く。橋の下を通過し川上側で出たところで、コツン。乗らない。でも、これで良い。
もともと、新色ワームで静かに一発で仕留めたら儲けものと考えていただけ。
大切なのはスレさせずに居る場所を正確に掴んだこと。明暗へ入って丁度橋の中央にワームが来たところで当たった。
おそらく、明暗際からそこまで静かに後ろを追ってきて橋中央でバイト。
魚の動きをイメージし、もう一度川下に行きながら、次にセットしたのはローリングベイト。
ついさっきテクトロで引くときの「重み」を体に染み込ませたルアー。
フィジビリティスタディの結果をだそう。

さっきと同じ位置でルアーを落とし、テクトロ開始。ヒットさせたときの距離感を考えて、さっきより糸を長めに出しながら橋の下を通過。
重さを意識して速度を調整。明るくなったところで、歩くのを止めてリーリング。もう追ってきてるはず。ソロソロ・・・キタ!
アワセ完璧。そんなに大きくは無いけど、たぶん墨田がアベレージ。エラ洗いされないように竿先を水面に突っ込んで慎重に寄せる。
しっかり寄せてタモ入れ完了。すべて順調。アベレージサイズの42cm。
2016隅田川秋42センチ

大きくないし、テクトロだし、かの有名なロリベだし・・・でも、派手さはないけど、しっかりイメージして取った魚は楽しいね。

さて、もう一本出しますか。きれいに取ったから多分まだいける。
同じように通す、コツン・・でも乗らない。
ほう、そうきましたか。
もう一回通すか、カラーローテンションするか、アピールの仕方を変えるか・・・

いや、帰ろう。

すぐに明るくなる。天候も安定してるので、明るくなったら一番近いシェード、つまりこの橋の下に今日は定位するでしょう。
そしたら明日も楽しめる人がいるかもしれないじゃん。
と、カッコイイ言い訳で、実は上手に素早く攻める手を思いつかない自分を納得させて納竿。
ひっそり始めて、こっそり取れたら、さっと納める。
貪欲だけど、いい年のおっさんなので、引き際に美学があったほうがいいよね。
そして帰りの自転車にまたがってつぶやくんだ。
隅田川の明け方

ザクとは違うのだよザクとは・・・


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Posted by ミリオンバレー at 01:20│Comments(0)フィッシング海釣り
 
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