2017年04月30日
ネットで見つけるコンパクトな中華チェアは本当に使えるのか?脱ヘリノックスへの道?
ネットで見つけるコンパクトな中華チェアは本当に使えるのか?脱ヘリノックスへの道。今回はキャンプに欠かせないチェアのお話です。皆さんご存知のヘリノックスのコンパクトなお椅子。出た当時は画期的でしたね。そしてお値段も画期的。その後当然の様に登場した模造品?的な中華チェア。値段は1/3なのに不安は3倍みたいな事になるわけで、本当に買って良いのか?買うときのポイントは?ということについて、私の実体験をご紹介したいと思います。賢くお買い物してキャンプに行きましょう。
私が所有してるのはヘリノックス(正規品)と模造品の一つG4Free(我が家の別名中華ノックス)。あとメイフライチェアも。
実はメイフライが一番高いチェア。軽くて美しいチェア。ヘリノックスのグランドチェアと同じモデルですね。
メイフライの良いところはその美しさ。ただし座面というか腰の位置が低すぎるんですね。それゆえ一度座ると立ち上がることがはばかられるコタツのような存在。メイフライを持ち出すときは、優雅な心も持ち出す必要があります。子連れにはなかなか厳しいのが現実。
ということで主力はヘリノックスのチェアエリートとG4Free(中華ノックス)になります。
G4Free以外にも模造品は沢山あります。中華品の中にも実はピンキリなんですが、その辺りを全部調べてるとお金と時間がいくらあってもたりないくらい。なのであくまでまずは私所有のチェアについて違いを確認し、それを元に中華ノックスは買いなのか?買うとするならどれを買うか?をお伝えできればと思います。
それでは早速、私所有のヘリノックス・チェア・エリートとG4Freeコンパクトチェアを比較します。
模造品系はカタログスペック通りになってないことが多いので、実際に現物を比較して、この2つの椅子について違いをみていきましょう。
ほとんど差がありません。若干、G4Freeの方が座面が広い?しかし、誤差の範囲。
フレームの太さは変わらないようです。負荷のかかる樹脂製の接合部分もほぼ同じ構造。G4Freeの方が表面のつや消し処理をしている分、むしろ見た目の高級感さえあります。実際の素材の違いはあるのかもしれませんが、座った限りはどちらも強度の違いは感じられません。
座面の布地はやはり中華ノックスの方が少し安っぽいです。発色やバリエーションではヘリノックスの方が圧倒的に良いですね。これがブランド力につながるわけです。じゃあ、強度的にはどうかというと、私はあまり違いを感じません。ただ、中華のックスは壊れやすいという人も多いですよね。実際壊れたとの報告も多いようで、主にフレームを差し込む部分でトラブルが多いようです。
この部分ですね。
縫製や素材に大きな違いはなさそうです。私の所有している椅子だと強度の差は感じませんでした。
あと、地味な話ですが中華ノックスの座面は縦横が分かり難いんですね。本家はロゴの配置とデザインから間違えることは無いのですが、中華ノックスは初めて組み立てた人が「どうしてもはまらない」と言ってきて、そんな馬鹿なとみてみたら、縦横が逆でした。オーそんなことがあるんだと驚きでしたが、たしかにほぼ正方形でなんとなく頑張ればはまりそうなサイズなんですね。しかもロゴが縦書きなんですよ。(これで無理してフレーム曲げたという噂も・・・)それ以来、初めて組み立てる人には注意するように伝えています。
色々比較しましたが殆ど差はありませんでした。座面の生地の高級感と強度のばらつきが問題を除けば、スペック上はヘリノックスを買う理由はみあたらないようですね。
中華ノックスのメリットはやはり圧倒的なコストパフォーマンス。6千円以上の差はいかんともしがたい。その対価となるデメリットは品質。正規のヘリノックスについてはすぐに壊れたと言うのは聞いたことがありません。ただ、壊れないわけでは無いようで、ヤフオク等で部品取り用の壊れたヘリノックスが出品されているのをみたことがあります。アルミフレームの強度には限界がありますからね。一方今回のG4Freeについてみてみると、Amazonのレビューをみてもらえればわかるのですが、買ってすぐ壊れることがあるようです。逆に普通に使えてますというレビューも多い。普通に使えてればレビューしない人も多いので、おおよその不良品率は5%以下といったところでは無いでしょうか?つまり、中華品のデメリットの多くは品質が安定しないことです。日本製の品質に慣れきった私達にとって、それは大きな苦痛です。が、よく考えて見ましょう。品質を安定させるにはチェックが必要なわけで、そのチェックはほとんどが人件費と想像できるわけですね。つまりコストがかかるのです。そのコストは価格に跳ね返ります。世界の常識では品質はただじゃ無いんですね。
さて、もし不良品だった場合どうなるのでしょうか?Amazonの場合2つの選択肢を用意しているようです。一つは返却・返金、もう一つは交換。面倒ですけど、泣き寝入りしなさいと言うことは無さそうです。
安いほうがよいし、ヘリノックスのブランド力は要らないという人は中華ノックスを買いましょう。ただし、中華ノックスのデメリットは品質が安定しないことです。そのリスク対策で大事なことは、直前に買わないこと。検討している人は早めに買いましょう。結構直前まで待ってしまいがちなんですが、椅子に限らず品質リスクがある安い品物は時間的な余裕を持って買うことが大事です。大抵レビューでプリプリしてる人って、「楽しみにしてたのに使えませんでした。もう二度と買いません!」みたいなコメントなんですが、使う直前に注文して使えなかった人が結構いらっしゃるんですよね。余裕をもっと注文して、不良品だったから交換したら使えるものが来たみたいな人は★3ぐらいで落ち着くわけです。もちろん、そもそも製品規格としてダメなものは、何度交換してもダメなんですけど、この椅子の場合は★5レビューも多いので、当たりハズレがあるタイプ。ならば外れるリスクを想定して調達すれば良いんですね。
あと、もし不良品に当たった場合は返金・交換をする必要があります。コストセーブには手間がかかるものですが、その手間をなるべく抑えることを考えると、楽天よりもAmazonの方が安定していると思います。楽天は対応が各店舗に依存するのですが、Amazonでのお買い物はAmazonが保障してくれることがほとんどです。中華品はAmazonから買う事でリスクをある程度軽減できます。
ただし、レビューで殆どが不良品というものは避けましょう。あくまで、使えてますというレビューが多数の中で、壊れましたレビューが10分の1ぐらいに収まっている事が前提です。
まとめとしては
品質はタダじゃない!コストセーブには手間がかかる!
なので、中華ノックスは期間に余裕を持ってAmazonで買うと吉!
あ、最後に・・・ヘリノックスの座面を中華ノックスのフレームにつけられるか・・・着きました。ということは・・・修理したい人にも使える?
ということでした。
さあ春本格化ですね。
キャンプに行きましょう!
G4Free アウトドア 軽量 チェアワン ウルトラライト チェア (Dark Blue)
■目次
- ▶ヘリノックス チェア エリートとその模造品の現状
- ▶ヘリノックス チェア エリートとその模造品の比較
- ▶ヘリノックス チェア エリート模造品のメリット・デメリット
- ▶ヘリノックス チェア エリート模造品の買い方とまとめ
■ヘリノックス チェア エリートとその模造品の現状
私が所有してるのはヘリノックス(正規品)と模造品の一つG4Free(我が家の別名中華ノックス)。あとメイフライチェアも。
実はメイフライが一番高いチェア。軽くて美しいチェア。ヘリノックスのグランドチェアと同じモデルですね。
メイフライの良いところはその美しさ。ただし座面というか腰の位置が低すぎるんですね。それゆえ一度座ると立ち上がることがはばかられるコタツのような存在。メイフライを持ち出すときは、優雅な心も持ち出す必要があります。子連れにはなかなか厳しいのが現実。
ということで主力はヘリノックスのチェアエリートとG4Free(中華ノックス)になります。
G4Free以外にも模造品は沢山あります。中華品の中にも実はピンキリなんですが、その辺りを全部調べてるとお金と時間がいくらあってもたりないくらい。なのであくまでまずは私所有のチェアについて違いを確認し、それを元に中華ノックスは買いなのか?買うとするならどれを買うか?をお伝えできればと思います。
■ヘリノックス チェア エリートとその模造品の比較
それでは早速、私所有のヘリノックス・チェア・エリートとG4Freeコンパクトチェアを比較します。
模造品系はカタログスペック通りになってないことが多いので、実際に現物を比較して、この2つの椅子について違いをみていきましょう。
サイズ
ほとんど差がありません。若干、G4Freeの方が座面が広い?しかし、誤差の範囲。
フレーム
フレームの太さは変わらないようです。負荷のかかる樹脂製の接合部分もほぼ同じ構造。G4Freeの方が表面のつや消し処理をしている分、むしろ見た目の高級感さえあります。実際の素材の違いはあるのかもしれませんが、座った限りはどちらも強度の違いは感じられません。
座面の生地
座面の布地はやはり中華ノックスの方が少し安っぽいです。発色やバリエーションではヘリノックスの方が圧倒的に良いですね。これがブランド力につながるわけです。じゃあ、強度的にはどうかというと、私はあまり違いを感じません。ただ、中華のックスは壊れやすいという人も多いですよね。実際壊れたとの報告も多いようで、主にフレームを差し込む部分でトラブルが多いようです。
この部分ですね。
縫製や素材に大きな違いはなさそうです。私の所有している椅子だと強度の差は感じませんでした。
あと、地味な話ですが中華ノックスの座面は縦横が分かり難いんですね。本家はロゴの配置とデザインから間違えることは無いのですが、中華ノックスは初めて組み立てた人が「どうしてもはまらない」と言ってきて、そんな馬鹿なとみてみたら、縦横が逆でした。オーそんなことがあるんだと驚きでしたが、たしかにほぼ正方形でなんとなく頑張ればはまりそうなサイズなんですね。しかもロゴが縦書きなんですよ。(これで無理してフレーム曲げたという噂も・・・)それ以来、初めて組み立てる人には注意するように伝えています。
比較まとめ
色々比較しましたが殆ど差はありませんでした。座面の生地の高級感と強度のばらつきが問題を除けば、スペック上はヘリノックスを買う理由はみあたらないようですね。
■ヘリノックス チェア エリート模造品のメリット・デメリット
中華ノックスのメリットはやはり圧倒的なコストパフォーマンス。6千円以上の差はいかんともしがたい。その対価となるデメリットは品質。正規のヘリノックスについてはすぐに壊れたと言うのは聞いたことがありません。ただ、壊れないわけでは無いようで、ヤフオク等で部品取り用の壊れたヘリノックスが出品されているのをみたことがあります。アルミフレームの強度には限界がありますからね。一方今回のG4Freeについてみてみると、Amazonのレビューをみてもらえればわかるのですが、買ってすぐ壊れることがあるようです。逆に普通に使えてますというレビューも多い。普通に使えてればレビューしない人も多いので、おおよその不良品率は5%以下といったところでは無いでしょうか?つまり、中華品のデメリットの多くは品質が安定しないことです。日本製の品質に慣れきった私達にとって、それは大きな苦痛です。が、よく考えて見ましょう。品質を安定させるにはチェックが必要なわけで、そのチェックはほとんどが人件費と想像できるわけですね。つまりコストがかかるのです。そのコストは価格に跳ね返ります。世界の常識では品質はただじゃ無いんですね。
さて、もし不良品だった場合どうなるのでしょうか?Amazonの場合2つの選択肢を用意しているようです。一つは返却・返金、もう一つは交換。面倒ですけど、泣き寝入りしなさいと言うことは無さそうです。
ヘリノックス チェア エリート模造品の買い方とまとめ
安いほうがよいし、ヘリノックスのブランド力は要らないという人は中華ノックスを買いましょう。ただし、中華ノックスのデメリットは品質が安定しないことです。そのリスク対策で大事なことは、直前に買わないこと。検討している人は早めに買いましょう。結構直前まで待ってしまいがちなんですが、椅子に限らず品質リスクがある安い品物は時間的な余裕を持って買うことが大事です。大抵レビューでプリプリしてる人って、「楽しみにしてたのに使えませんでした。もう二度と買いません!」みたいなコメントなんですが、使う直前に注文して使えなかった人が結構いらっしゃるんですよね。余裕をもっと注文して、不良品だったから交換したら使えるものが来たみたいな人は★3ぐらいで落ち着くわけです。もちろん、そもそも製品規格としてダメなものは、何度交換してもダメなんですけど、この椅子の場合は★5レビューも多いので、当たりハズレがあるタイプ。ならば外れるリスクを想定して調達すれば良いんですね。
あと、もし不良品に当たった場合は返金・交換をする必要があります。コストセーブには手間がかかるものですが、その手間をなるべく抑えることを考えると、楽天よりもAmazonの方が安定していると思います。楽天は対応が各店舗に依存するのですが、Amazonでのお買い物はAmazonが保障してくれることがほとんどです。中華品はAmazonから買う事でリスクをある程度軽減できます。
ただし、レビューで殆どが不良品というものは避けましょう。あくまで、使えてますというレビューが多数の中で、壊れましたレビューが10分の1ぐらいに収まっている事が前提です。
まとめとしては
品質はタダじゃない!コストセーブには手間がかかる!
なので、中華ノックスは期間に余裕を持ってAmazonで買うと吉!
あ、最後に・・・ヘリノックスの座面を中華ノックスのフレームにつけられるか・・・着きました。ということは・・・修理したい人にも使える?
ということでした。
さあ春本格化ですね。
キャンプに行きましょう!
G4Free アウトドア 軽量 チェアワン ウルトラライト チェア (Dark Blue)
Posted by ミリオンバレー at 11:02│Comments(0)
│キャンプ